こたつねこさんとか、めたぼedgeさんとか、Perfume宜野湾公演の妄想が界隈で流行り始めているようです。

私も乗ってみたいと思います。

当日は、17:30開演に対して日没は19:14。最初の2時間は明るい中でのライブになります。今までのアリーナ公演で見せてくれた派手なレーザーや照明を使った演出は強い西日にかき消されてしまうことでしょう。そんな条件下でどういうライブを演じてくれるのでしょうか。気になります。

なお、セットリストがメディアに流れるようになったことで、ネタバレ禁止令は解かれたと勝手に解釈して(ツアーの公式サイトには禁止令がまだ残っていますが...)これまでのアリーナ公演のセットリストや演出の内容をそのまま書いている部分があります。これまでのライブの内容を一切知りたくない方はどうかこの記事をスルーしてやってください。

で、妄想は、次のような気になっている点が中心になっています。

■最後まで3人だけでやるのか

「3人だけ」に対するこだわりが強いPerfumeですから、きっと3人だけでやるんじゃないかと思います。

でも、日没に対して異様に早い開演時間が、サプライズゲスト出演を前提としたものなら、それはそれで素敵です。昨年のONE OK ROCKの沖縄公演にPerfumeがゲスト出演させてもらったような、ジョイントライブだったらさぞかし楽しいことでしょう。「心のスポーツ」のようにロックバンドとのコラボがとても合いそうな曲もあります。

シークレットゲストが同じ事務所で沖縄をベースにしているBEGINだったら、こりゃあたまりません。アミューズの看板スターで、地元沖縄で圧倒的人気を有するBEGINがPerfumeライブのゲストとして出てくることはとても考えにくいですが。KIRIN Presentsなので「オジー自慢のオリオンビール」は上演できませんし。でも、2年前の「うたの日コンサート2010」を彷彿とさせる素晴らしいライブになることは間違いありません。

ただ、やっぱり3人だけのライブもPerfumeの醍醐味でもあります。1年半前に東京ドームを3人だけでやり遂げ、このツアーではアリーナクラスの会場でもライブハウスと見紛うくらいの熱くてアットホームなライブができるように進化しました。ツアーの最後まで3人でやり遂げるところも見てみたいです。

はい、つまり、サプライズゲストが出てきても、出てこなくても、どっちでもサイコー、ということです。

■セットリストに変更はあるのか

Openingの次の曲はレーザービームです。アリーナ公演では会場を埋め尽くす弾幕のようなレーザーにいきなり度肝を抜かれました。しかし、この曲の時点で日没まで1時間半あります。普通に明るいはずです。

このため、セットリストを一部いじるかもしれません。いちおう「JPN」ツアーですからアルバム「JPN」収録曲中心のセットリストになるんじゃないかと。

たとえば「FAKE IT(収録曲じゃないですが...)」「MY COLOR」とか「心のスポーツ」のようにあまり照明や演出を前面に押し出していない楽曲を前半に持ってきて、演出効果が印象的な「レーザービーム」、「GLITTER」とか「JPNスペシャル(仮)」を後半に寄せちゃうとか。このさい「Opening」も最後の方に持っていって、いきなり「PTAのコーナー」から始めても良いかもしれません。

でも、このブログで何度も書いているように、Perfumeのライブは演出とか効果とかなくてもスゴいんです。松井さんをはじめとする照明スタッフには腕の見せ所が減って申し訳ないのですが、日没までは照明効果控え目でも思い切り楽しいライブになると思います。

はい、セットリストを変えても、変えなくても、どちらでもオッケーです。

■トークだけのライブになるのか

セットリストを変えるだけでは飽き足らず、この際曲をやめてトーク、というのもありかもしれません。ツアーの思い出話とか、これからの活動についてとか、あ~ちゃんのお友達や家族の話とか、のっちのお気に入りのマンガの話とか、かしゆかのペットの近況とか、そんなことばかりで3時間を過ごす、そんなのも悪くありません。

ただ、トークだけでずっと立ってるのはツラいです。芝生スタンディングで座れませんから。いや、これまでのライブでも、ときどきMCで跳ね上げた椅子に寄りかかったりすることはあっても、殆ど立っている訳で、椅子があってもなくても大差ありません。でも、音楽に合わせて跳ねたり踊ったりできるのとそうでないのとでは疲労感が違います。どちらも疲れるんですが、体を動かした疲労感の方がずっと心地良いです。それがPerfumeライブの醍醐味でもありますから。

ということで、やっぱり曲演って欲しいです。

■特別な演出はあるのか

Perfume First Tour 「GAME」追加公演最終日 横浜BLITZでは、アンコールの「wonder2」ではスタッフが観客全員に配布したサイリウムが振られ、メンバーが感激の涙を流しました。

Perfume Second Tour 「直角二等辺三角形TOUR」追加公演最終日横浜アリーナでは、メンバーが舞台から降りた直後にツアーで訪れた土地の映像をバックにエンドロールが場内と舞台裏のモニタに流れ、メンバーだけでなく観客も感激の涙を流しました。

これら2つのライブともその会場に居なかった私が、Perfume 3rd Tour 「JPN」追加公演最終日のチケット抽選に申し込んだ際にそんな感動の演出を期待していなかったかというと、嘘になります。いや、思い切り期待して申し込みました。

でも、ツアーが進むにつれPerfumeの世界進出の話が明らかになり、ツアー完遂がPerfumeのゴールでなく次のステップに進むための中継点という位置付けになった時点で、そういうのは「なし」で良いかなという気持ちになりました。ツアーファイナルは思い切り笑顔で過ごして、次のステップに向かって欲しいと。

ま、「打ち上げ公演!海パーン!!」というタイトルから察するに、打ち上げ花火くらいはあっても良いです(LOCKSによれば違う意味みたいですが...)。というか、せっかくの野外公演なので南国の空に打ち上がる花火をぜひ楽しんでみたいものです。できればメンバーと一緒に眺められるように海側に打ち上げて欲しいです。

ということで、打ち上げ公演にふさわしい盛大な打ち上げ花火をぜひ。

■今後の活動について何か告知があるのか

このツアーの後、Perfumeの活動がどう展開されていくのか、多くのファンが興味津々で、次の告知を待っているんじゃないかと思います。

個人的には、早めに次のアルバムを出して、アジアツアーなど仕掛け欲しいですから、そういった活動の方向付けがわかるような告知に微かな期待を寄せています。

ただ、6月に「MTV VMAJ 2012」のMC、7月から9月は夏フェス(すでに2イベント3公演に出演決定)、と国内のイベントも決まりつつあります。特にこのタイミングで告知がなくても、Perfumeを楽しむネタに事欠かないように感じます。何も告知なしで、当分の間、宜野湾公演の翌日に放映されるWOWOWの映像で楽しかったツアーを反芻するという形でもまったく問題ありません。

ということで、告知はあってもなくてもOKです。

■結論

結局まあ、何が言いたいかというと、やっぱりPerfumeのライブですから楽しみだ、ということなんですよ。しかも野外です。雨が降ったって、もうこの際カンケーないです(中止になるような大嵐は困りますが...)。

打ち上げ公演にふさわしい、アットホームなライブになると良いなと思います。3年生の3月の教室のようなほんわかとした雰囲気だったら良いです。

宜野湾公演まであと10日足らず。いやはや楽しみです。