桜を見て、元気になったぞ! | 笑う犬の独白

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水曜日 くもり 後 晴れ 弱風 線量1.69(18:00)




同志諸君! 同胞・友人諸君!


「放射能には能天気」を合言葉に、きょうもがんばる「笑う犬まさら」こと「アミーゴじぃじ」だよ。




そこで!


福島市民にとっては「幻の名所」だったあの桜満開の「花見山」で


やったぞ!


革命的花見闘争を貫徹なう!!


どうだ、まいったか!


環境放射能がナンボのもんじゃい!



笑う犬の独白


いやー、正直、桜満開の季節まっただなかに花見山に行けるなんて一生、あり得ないと思ってた。


なにしろ、例年この季節ときたら、全国から押しかけてくる観光客でぎゅうぎゅう。


地元の福島市民なんか、花見どころか


近づけもしないもんね、交通渋滞で。


だから、たいていの市民はあきらめてたの。


桜の季節が終わったら、行ってみようかな、なんてね。




それがあのボロ原発のおかげ(?)で、今季はまあ、みごとに客足パッタリ。


で、まさらもついに、見果てぬ夢をはからずも実現できたわけだ。




歩くのにちょうどいいぐらいの小さな山(=丘?)いちめんに満開の桜!!!


ところどころに白や薄ムラサキのモクレン。


それにこがね色のレンギョウ、ナノハナ。


遊歩道の道ばたにはツクシん坊が。


満喫したぞぃ。わははー。




まさらだけじゃなかった。


「なに、ヨソからお客さんが来ない? それ千載一遇のチャンス!」


とばかり、来たね、地元住民が!


そりゃまあ、交通渋滞を起こすほどじゃないけど、


みんな根性あるねえ。なんたって被災同志だもんね。




で、遊歩道ですれ違う被災同志に、熱烈な連帯のあいさつを送りたくなっちゃったよ。




こんにちわ


ありがとう


まほうのことばで たのしい なかまが


ぽぽぽ、ぽーん!




だんごまで食べちゃったよ。花よりだんご。うっしっし。




この「花見山」のオーナーはね、むかし、あの戦争中も「非国民」呼ばわりに耐えながら、花を植え続け、あたり一面の花盛り山をつくりつづけたんだ。根性あるでしょ?


福島人はね、負けないんです。


風評なんぞに。


なんたって「非国民」呼ばわりにも耐え抜いた先輩を持ってるんだからね。




「やめりゃいいんだ、あんなもの」って、花見をののしった頭狂都知事の慎ちゃん。


戦争の自慢話に「灯火管制」なんか持ち出すのはやめて、


福島へ花見にでも来たら?


いや、やっぱり来なくていいや。




まさらの分がなくなっちゃうもんね。いっひっひ。




と、いうことで、根性と心意気ゆたかな福島の被災同志たちよ、


あしたからも元気に、被災闘争を貫徹しようではないか!!