えー…順調に、先へ崎へ、進んできてます【漆黒のヴィランズ】。


やべぇおじいちゃんとの2度目の邂逅も潜り抜け、もう出て来ないかもという淡い期待と、絶対にまた出て来るだろうなという確定事項と共に、【第一世界】を東奔西走。


ところで、猫野郎のメインジョブは《ガンブレイカー》です。

他のジョブを訳あってジャンプアップさせたことで、本来取得出来る条件が整うより早く取れるようになり…それ以降ずっとメインにしてます。

…本当は、タンク職に就くつもりはなかったんですがね。ソロでこの先進めていくにあたって、タンク職の頑強な防御力が猫野郎を操作しているへっぽこプレイヤーには必要なんではなかろうか…と思いまして。【新生エオルゼア】の中盤あたりに、遠距離DPS《吟遊詩人》から転向してチャレンジしてみることに決めました。

とはいえ、まるで慣れていないタンク職。なので、『初心者の館』というビギナー向けのコンテンツをこなしてとりあえず基本的なコトだけは学びました。あとは、実地。実戦で叩き込むしかないかな、と。脳筋なんでね…。


その《ガンブレイカー》も、【漆黒】のクリア推奨レベルを大きく上回る89までレベルアップしてきました。相変わらずへっぽこですけど、もうすぐでカンスト。それなりに見れるようにはなってきた…と思うんです。うん。


《ガンブレイカー》の他には、《竜騎士》や《機工士》、《侍》、《リーパー》など、物理DPSを取得していますが…ほとんど使ってなかったり。時々、必要に駆られて《竜騎士》《機工士》にはチェンジしてましたが…熟達しているとは口が裂けても言えないです。

術DPSとヒーラーに至っては、もはややれる気がしないですね。はい。

ゲーム開始したばかりの頃…自分では向いてるのは遠隔DPSだろうと思ってたんですが、そう思って選んだ《弓術士》《吟遊詩人》よりも、実際に向いてたのは近接型で。その中でも、パワーと防御力で押し込めるタンクが合ってたようです。



タンクにジョブを変更してから今まで、ずっとやってきた《ガンブレイカー》。なので、思い入れのようなものも一入。

まともに扱いこなせているとは、とても言えないけれども。



その思い入れが、昨日爆発。

ここ最近しつこく猫野郎達【光の戦士/闇の戦士】一行の進路を妨げてくれてるやべぇおじいちゃんとの、3回目の激突がやって来ました。

…おじいちゃん、前回の激突の時に『あ、もうこれで出て来なくなってくれるかも…』『出て来るにしても、かなり先になるかも…』と思わせる展開を起こしてくれたのですが、思ったよりも早くに戻って来ちゃったんですね。…チクショウ。

そして今回は、操作キャラが猫野郎ではありません。

《双剣士》から《ガンブレイカー》へジョブチェンジしての登場となった、白髪に金色の瞳をした【暁】のお兄ちゃん。

使えるスキルは4つ(うちひとつコンボ)+回復アイテム。それから、特殊条件が満たされた時にだけ使える必殺技。ひとつだけ知らない技があったけれど、それ以外は全部知ってます。

だからこそ、お兄ちゃんと同じ《ガンブレイカー》として、負けられませんでした。負けられない。せめて、5回以内には突破したい…!(小並感)


スキルは以下の通り。

・回復アイテム使用

・基本コンボ

・被ダメージ軽減スキル

・相手の懐へ飛び込む攻撃スキル

・知らないスキル(オリジナル…?)

おじいちゃんは硬いうえに攻撃力もえげつないので、戦術はヒットアンドアウェイが基本。お兄ちゃんの体力が減ってきたら早めに距離を置いて回復アイテムを使いつつ、おじいちゃんからの理不尽な連続攻撃を耐え忍びます。

回復アイテム使用のボーダーラインは、体力3分の2。これ以上落としてしまうと、おじいちゃんの畳み掛けを受けた時に耐え切れない可能性が高いので。なるべくお兄ちゃんの体力を最高値あたりで維持しときたいのです。

回復アイテム使用は、リキャストタイムあり。使うタイミングもかなり重要ですね。

また、懐へ飛び込む攻撃は連続使用2回。スタックをゼロにしてしまうとリキャストタイムに入るので、これまた使うタイミングを良く考えないといけません。おじいちゃんが自分の近くが安全地帯になる理不尽攻撃を放ってくるので、その時までとっておくのがいいかもですね。どんなにおじいちゃんとの距離が離れていても、一瞬にしておじいちゃんの懐まで飛び込める=安全地帯に入れます。

被ダメージ軽減スキルも、リキャストタイムが明けたらなるべくすぐに使用。使っとかないと非常に危険です。これは被ダメージを30%も削ってくれるので、被ダメージ上昇のデバフを喰らわせてくるおじいちゃん相手には、とても大事な対抗スキルです。

正体不明のスキルも、恐らくバフのようではあったのでリキャストタイム明けに必ず使用してました。…正体不明なのは、同じアイコンのスキルを猫野郎が持っていないから。お兄ちゃん、コレなんなの? 一応画面には表示されているようなのですが…確認してる余裕が無いんですよね…。だけど、使わないよりは使った方がいいだろうと判断。合ってたらいいんですけど。

なお、基本コンボでも体力回復は出来ます。だけど、おじいちゃんの攻撃力がえげつないので、頼り切りにするのは危険。これと回復アイテム使用で乗り切る必要があります。


そして、お兄ちゃんのオリジナル必殺技。ひとつ目は、お兄ちゃんが気配を消す、というもの。完全にダメージを防げるワケではありませんが、相手の目から隠れられるので、一定時間ダメージを減らせます。ただし、お兄ちゃんにとんでもない負荷がかかるという…。

ふたつ目の必殺技は、上記の気配消しが効いている間に全力の攻撃を叩き込むというもの。お兄ちゃんには負荷がかかり続けているので、限界に達する前に相手…おじいちゃんに接近し、攻撃を当てる必要があります。溜め技なので当然ながら、盲滅法に放たれるおじいちゃんの攻撃が当たってしまえばもう一度溜めから再開。こちらが動いてしまっても、再開になります。おじいちゃんにかなり近付いた状態でないと撃てないため、溜めを諦めて回避行動に移るのもやりにくい。その代わり、ものすごい威力です。

この必殺技のスタイルは、元々《忍者》へランクアップ可能な《双剣士》であるお兄ちゃんならでは、という印象を受けました。同じ《ガンブレイカー》でも、猫野郎には使えない…スキルとして存在しないものですから。《双剣士》や《忍者》にこういうスキルがあるかどうかはわかりませんが、なんとなくソレっぽい気がしますね。


しかしながら、この必殺技を2回叩き込んでも妖怪・東方不敗系おじいちゃんは倒れてくれず。どんだけ硬くて強いんやねんこのおじいちゃん!と思わされました。お兄ちゃんは設定上30代(確か32歳)。力のピークが20代だったとしても、まだまだそれなりの力は持っているはず。対するおじいちゃんは、若く見積もっても60代超です。……どういうこと…。

ただ、確かなのは。どちらも、お兄ちゃんが懸命に守ろうとしている女の子の、父親であろうとしたこと。方向性はまるで違いましたけどね。かたや雛鳥のようにずっと囲い込んで危険から遠ざけておこうとして、かたや一緒に行動して世界を見せると共に成長を見守ろうとした。その違いです。


そして、3度目の必殺技発動。ですが、これは妖怪おじいちゃんに見切られてしまいます。…マジかー…。

だけどお兄ちゃん、完全に【死ぬ覚悟】で必殺技の効力を引き上げる。理屈は良くわからんのですが、どうやら〔死体に気配が無いように、死に近付くことで己の気配を完全に絶つ〕んだそうな…。武術の達人であり気配を読むことに長けたおじいちゃんを相手にするには、もうそれしか…ということらしいです。ただ、〔死に近付く〕ことは〔死に引きずられる〕のと同義で、下手をすると本当に死ぬことになりかねない。相討ち覚悟のかなり危険な技みたいです。…格闘マンガにありそうなお話ですね。

そして案の定、かかる負荷もこれまでとは段違い。時間を無駄には出来ないので、おじいちゃんの範囲技(前後・左右のいずれかに扇状の効果範囲が発生するもの)に当たらない立ち位置を慎重に選んで、必殺技を発動。発動までの時間が、とても長く感じます。撃てるチャンスは多分この一度きり。失敗すればおじいちゃんの畳み掛けに捕まり、それに耐えられるだけの体力は残ってません。そうなったら、また最初からやり直し。…嫌だ…! おじいちゃんの相手、めっちゃ疲れる…! 出来ればここで終わりにしたい…!!(※この時点で4回目)

その願いが通じたのかはわかりませんが、私に操作されたお兄ちゃんは、無事に必殺技を発動。おじいちゃんに競り勝つことに成功しました…。4回目での突破だったので、へっぽこなりに《ガンブレイカー》としてのプライドをなんとか…保てたと、思います。


ただ、妖怪おじいちゃんを討伐したのではなく、手痛いダメージを与えて撤退させた、という展開。

この妖怪系おじいちゃんとの決着は【ヒカセン/ヤミセン】こと猫野郎に委ねられるんでしょう。…知ってた!!


ここからは、お兄ちゃんの独白。

力を使い果たして倒れ込んだまま、自分の気持ちを話してくれました。

…そっか、そんなこと考えてたのか。…それさ、ちゃんとあの子に言ってあげなよ…? 言わないとわかんないし、伝わんないこともある、って…皆からさんざん言われたっしょ?



それから、お兄ちゃんと『娘』である女の子の歩み寄りを見て、ダンジョンひとつ攻略して。

またしても【ユールモア】に行くことに。その前にもいろいろありましたが、そこは割愛!


【ユールモア】で、ついに妖怪系東方不敗おじいちゃんとの決着が着きました。レベルシンク型クエストだったんですけど、今度は自機・猫野郎を操作出来るので、気持ち的にちょっと安心。

おじいちゃんまでの前座を仲間の協力を得て難なく突破し、おじいちゃんの前に立ちました。シンクされたレベル上、使うことの出来ないスキルはひとつだけ。あとはすべてオープンしているので、実質的に全力で当たれる状況です。

それに何より、お兄ちゃんがおじいちゃん相手の立ち回り方を全部教えてくれてます。この時はこうすればいいとか、体力回復のタイミングとか、全部。猫野郎はほとんど全てのスキルを使えるため、回復手段も多め。安定しておじいちゃんのHPを削ることが出来、おかげでやり直しは1回目で突破。

おじいちゃんなりに女の子を愛して、父親になろうとしてたんだな、父親でありたかったんだな、というのがわかることを言い残して逝きました。


ともあれ、これで妖怪系おじいちゃんとの因縁はおしまい。あとはメインパッチのラストへ向けて、また先へと進んでいくことに。

来月中には、ひと区切り付けられそうです。