前回のつづきです。
今回はCO2濃度を測定した結果を書くんですがその前に、関係なさそうで関係のある工務店のアフターについても書かせて下さい。
CO2濃度を気にするに至った根底は、寝室の室温を上げたいという所から来ているので
床下エアコンを21℃設定で24時間付けっぱなしにしていた我が家ですが、外気温がマイナスになってくると朝起きる時間(一番寒い時間帯)には寝室が17℃台になる時もありました。
少し前の記事でも書いたのですが・・・
1ヶ月ほど前の話になりますが、1月半ばに工務店が我が家に残工事に来たんですが、その時に住心地について聞かれたので床下エアコンの効きについて、
「寝室や子供部屋は設置場所から離れているから少し寒いかな」
と伝えました。
すると、工務店の方は
床下にサーキュレーターを置けば改善するかもしれないですね。
私たちも温熱環境を向上させる事には興味がありまして・・・
コンセントを増設しないと付けられないんですが、その費用は工務店で負担しますので工事させてもらえませんか?
と、神対応
サーキュレーターの設置で狙い通りにいくかはわからないけど、試してくれるだけありがたいです
性能&アフターも良さそうと見込んでこの工務店に決めたのですが、今のところ見る目に間違いはなかったかなと自己満足
引き渡し時に終わっているべき工事を文句も言わずに2ヶ月半待ったからなのか?
忙しいのがわかってるから言うのを我慢しただけで、最終的には「流石にそろそろしてくれ」って言ったけど(笑)
1月30日に床下のコンセント追加工事をしてもらいました。
そしてサーキュレーターを設置すると・・・
その日から爆上がり(笑)
でもこれは寝室のガラリの下(基礎の内部)に置いてある温度であって、寝室の温度がここまで上昇した訳ではないです
そして三種換気の影響は思ったより大きく・・・
給気口から外気が入ってくるのですが、負圧の影響かそれプラス内外の温度差の影響もあってか、床下の空気よりも遥かに外気が入ってくる風量の方が多いように感じます。
サーキュレーターだけでも間違いなく寝室の温度は上がったのですが、思ったほどの上昇ではありませんでした。
サーキュレータを稼働して、三種換気の給気口も閉じてみると、
前回の記事よりもさらに室温が向上しました
左側は給気口を閉じた状態でサーキュレーターは未稼働。
右側は給気口を閉じた上にサーキュレーターONの状態。
床下エアコンはどちらも21℃設定で、寝室のドアもどちらも閉めた状態です。
寝室の室温はそれほど変わってないですが、外気温が全然違うので体感的にはすごく良くなりました
-2℃を超えても寝室の室温がこれくらいあれば大満足です
なんですが、この状態で二酸化炭素濃度を測定すると・・・
朝起きると、「注意」の黄色が灯っています
CO2濃度が 1,000~1,999ppm になるとこの状態。
ただ、寝室のドアを開けるとすぐ正常を示す青ランプ(1,000ppm未満)になります。
その後、何度か試してみました。
給気口を開けていても、寝室のドアが閉まっていると朝には同じく黄色(注意)が点灯
給気口を閉めていても、寝室のドアを開けていると朝には青(正常)が点灯
我が家の寝室のCO2濃度は、給気口ではなく部屋のドアの開閉状態が一番重要だとわかりました
給気口オープン < 給気口閉じてドアオープン < 給気口もドアも閉める
室温的にはのようになりますが、
給気口を閉じて寝室のドアをオープンするのが一番意識高くなります(笑)
という事で今は、
寝室の給気口は完全に閉じた状態で
寝る前に室温が低い日や翌朝の気温が低そうな日は寝室のドアを閉じて、
室温が高めの日は寝室のドアを開けっ放しにして寝るようにしています。
寝室のドアを開けていると人間から出る熱量もいくらか逃げていくし、CO2濃度はドアを開けたらすぐに正常値になるので、ぶっちゃけ寝室のドアは常時閉めてても良さそうだよな、なんて思いながら