ハダシdeハダカ

ありきたりな冒頭あいさつで申し訳ないんだけど、

いやしかし暑い日が続くね。

夏バテてんのか、歳のせいなのかよくわからんけど、毎日なんとなくしんどいもんね。

うちのチビの起きる時間がアレなもんで、最近は6時半くらいに起きるんだけど、それをいいことにまたランニングを再開した。ステージの上で誰よりでっかい声で唄い続けるために、変てこな動きし続けるために。なんたら坊主にならんように

で、昼前くらいまで喫茶店でバンドの事務作業やって、昼過ぎからカラオケなりで制作やって、というのがライブない時の僕のルーティン。

になったらえぇな。

おかげさまで、今年も夏袋、沢山の人にご注文いただいた。

クラウドファンディング、素晴らしいシステムだと思うし、アーティストやそのファンにとってとても美しい形やと思うのね。でもなんかまだ自分的には抵抗があって。

だからこそ、こうやって夏袋や福袋やってるのかもしれんよね。やっぱり俺は「モノ」や「感動」を売りたいんだ。俺たちなりのクラウド。

でももしかしたらいつか、いいものを作るためにどうしてもみんなの力が必要になった時にはよろしく頼むぜ。

その夏マス袋2018の目玉の一つ、ミニアルバム『BLUE』

今回パッケージ予算の関係で、歌詞カードがないのね。ごめん。

というわけで、小分けにして、収録曲の歌詞をブログに載せようかと。

近々、ザ・マスミサイルONLINE SHOPでも『BLUE』の販売を開始予定。楽しみに待っててね。

ザ・マスミサイル17歳のお誕生日に行ったワンマン4連チャンイベントの全てを収録した、

4枚組DVD『中央線カタパルト』も発売中！

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まずは１曲目「ハダシdeハダカ」

漫画『カイジ』で有名な福本伸行先生。中学時代から敬愛する作家さん。

代表作の一つの『天』の最終巻の1シーン。

天才・赤木が、ヤクザのボス・原田にこう諭す。

【縛られている。まるで自由じゃない。原田。正直に言ってみ。お前窮々としてるだろ？

お前も気づいてるだろう薄々は。ろくに生きてねぇ！お前は今ろくに生きてない！ククク苦しむぜそれじゃぁ。死の際、死の淵で。

棺さ…！お前は「成功」という名の棺の中にいる…！
動けない…もう満足に…お前は動けない…！死に体みてえな人生さ…！】

それを受けた原田は、赤木が去った後、突然縁側から庭へ降りる。靴を履かずに。靴下のままで。そして子分たちの前でこう呟く。

【なんだかよ………
縛られてるよな…　これっぽっちのことでも…
たかだか………　靴を履かずに庭に下りる…
この程度のことでも…　縛られてる……！
普段はやらねえ……！
俺は今無理してやってるだけだ………！
しかしそもそも…
なんでそういう事をしちゃいけないかというと
靴下が汚れないようにとか…
このまま上がれば廊下が汚れるとか…
その程度のことだ
でも…　そんなもの
こうして払えばいいだけのことだろ…！
だから……　もし気分が動けば…　どんどん歩けばいい……！
何の不都合もあるもんか…！
歩けばいい……！　気兼ねをせずにどんどん
しかしどうもそれが出来ない…
こんなちっぽけなことも…　晴れ晴れと出来ない…！
不自由だ……　　訳も分からず……！
あいつ…　赤木は…　歩くだろう……！
何も気にかけず　スッ…と庭に下りるだろう……！

ショックだったなぁ。ハンマーでぶっ叩かれた気分だ。

すごく長いけど、俺の座右の銘みたいな言葉だ。

いつかこの気持ちを唄にしたいと思ってた。

「ハダシdeハダカ」　　詞・曲　高木芳基

青春さ　ださいぜ

大人ぶったところで大人にゃ勝てないぜ

青春さ　青いぜ

色恋ざたは青くとも　夢は燃えてるぜ

踊ろうぜ(dance dance dance)唄おうぜ(sing sing song) 　

夢を見るような角度で

裸足になってみりゃいいのに　後で洗えばいいのに

それくらわかっちゃいるのに　そんな簡単なこともできない

だってさぁ　怖いじゃん　きっと笑われちゃうじゃん

だけど死ぬわけじゃない　終わるわけじゃない　やってやろうじゃないか

裸になってみりゃいいのに　あとで言い訳すればいいのに

恥もカッコも服も体裁も　生きてくには重た過ぎるぜ

捨てられないものは　このプライドだけさ

ゼロになって

裸足になってみりゃいいんだ

裸になってみりゃいいんだ

青春さ　いい歳こいて

FUCK!コンプライアンス　ロマンチックがとまらないです

踊ろうぜ(dance dance dance)遊ぼうぜ(fun fun fun)

常識外れのスタイルで

裸足になってみりゃいいのにはみ出してみたらいいのに

大したことではないのに　ほんの少しだけ勇気が足りない

だってさぁ　怖いじゃん　きっと怪我もしちゃうじゃん