愛用品紹介~第2回~ギャッベ | ザ・マスミサイル唄姫よっくんのブログ「新・空を見上げたら眉毛が見えた」

ザ・マスミサイル唄姫よっくんのブログ「新・空を見上げたら眉毛が見えた」

ザ・マスミサイルの唄姫・よっくんこと高木芳基のウェブログ、略してブログです。ツイッターに脅かされつつあるブログ、今こそ書いて書いて書き綴りまくらねば!

ギャッベ




なんとも発音しにくい響き。




知ってる人には当たり前、知らない人にとっては聞いたこともない言葉じゃなかろうか。




ギャベとも言う。


イラン・イスラム共和国の南西部の遊牧部族によって織られる、手織り絨毯の略称。


言っちゃえば、ペルシャ絨毯の一種なんだけど、我々が普通に思い描くいわゆるそれは、

$ザ・マスミサイル唄姫よっくんのブログ「新・空を見上げたら眉毛が見えた」

こんなであって。


ギャッベは、

$ザ・マスミサイル唄姫よっくんのブログ「新・空を見上げたら眉毛が見えた」
$ザ・マスミサイル唄姫よっくんのブログ「新・空を見上げたら眉毛が見えた」
$ザ・マスミサイル唄姫よっくんのブログ「新・空を見上げたら眉毛が見えた」
$ザ・マスミサイル唄姫よっくんのブログ「新・空を見上げたら眉毛が見えた」
$ザ・マスミサイル唄姫よっくんのブログ「新・空を見上げたら眉毛が見えた」
$ザ・マスミサイル唄姫よっくんのブログ「新・空を見上げたら眉毛が見えた」

見ての通りな感じ。

「いわゆるギャッベといえば」っていうのがない。


草木染めの色を利用しながら、自然の景色や織り子の日常生活を絨毯に描いてる。

デザインや色にも意味がある。

人気の一つである小さく散りばめられてる動物は、羊・ヤギらしい。

木は生命の樹、ザクロとからしい。

赤色や黄色は太陽の色、
青はオアシス・水の色、
黄色は豊穣の景色、
青色と黄色を足してできる緑色は春や夏に生い茂る草原の恵みなど生命の循環を色、らしい。


草木染めだと、どうしてもできる色むらをも利用してギャッベのデザインに反映させていく。

ん~匠の技。


自然の草木染め、不揃いのサイズ、どれをとっても人間味にあふれまくり。

手結びでつくるがゆえの丈夫さ、汚れにくく手入れが楽で、10年やそこらじゃへたらない。
何かこぼしても、汚れが浮くのでサッと吹くだけでOK。

悪いところが一つもない。

夏は暑いイメージだって?

ノンノン、ギャッベは羊毛100%
「しっとり」という感じ。
なぜかというと、羊毛自体が呼吸しているから。
動物の毛にもあるキューティクルは、開いたり閉じたりして毛の中の水分を一定に保とうとするんだって。


暑い夏には
湿度を吸って毛はしっとり

寒い冬には
乾燥した冬には、ふんわりと暖かな肌触り



何より、可愛いっつぅ。


どう、あなたもこれでギャッベが欲しくなったでしょう?


そんなギャベにも欠点があります。


お値段が少々ね。


基本、織りのキメが細かくなればなるほど、サイズが大きくなればなるほど、高くなっていく、と思ってもらって結構。

色が沢山入ってるから、っていうのは経験上あんま関係ない(これ、意外でしょ?)。


輸入代理店によって、値段もまちまち、相場もあるんだかないんだか。

そしてくれぐれも、「ギャベ風」というものに騙されぬよう。



一度、全国津々浦々でやってるアートギャッベ展にでも行って、本物を観て、ある程度のサイズとキメによる相場をインプットしてからちゃんと買うのが吉。高い買いもんだからね。


ラグサイズで10を大幅に切ってるものはちょっと怪しいので、通販はおすすめしない。

やっぱ直輸入店を探して一目惚れが入るまで気長に通うのがいいかな。



そんなうちのギャッベは

$ザ・マスミサイル唄姫よっくんのブログ「新・空を見上げたら眉毛が見えた」-DVC00018.jpg


素敵でしょう?


もう超気にいってる。

いつまでもコロコロしたくなる。

もっと大きいの欲しい。

何枚も欲しい。


以上、ギャッベへの熱き想いに付き合って頂きありがと。