今日は妹が泊まりに来る。

とはいえ、学校のあとにバイトがはいってしまったらしく、まだすこしの時間があるようだ。

なんでも急に欠勤が出てしまったらしい。


妹とはいっても血のつながった妹ではない。

関係を表現するのにもっともわかりやすくふさわしいから使っているに過ぎない。

長く言えば。

性的な関係にはならないが、気を許している相手。そばにいてもいいと思える相手。

本当に気を許しているかは微妙なとこだが。

当然ではあるが、仮面はつけているからだ。


この子はもともとは私の恋人だった。

だが、恋人であり続けるには幼すぎた。

あまりにも子供で、私はいつしか保護者のような感情を抱くようになってしまった。

だから恋人としての関係は、3ヶ月ほど前に終わっている。

それでもこの子は私のそばにいたいと言った。


彼女の私に対する感情は恋愛感情ではない。

恋人関係にあったときからわかっていたことではあるが。

この子は居場所がほしいのだ。

私は、誰かに居場所として求められることには慣れている。

いつかこの子はいなくなるのだろう。

私にできるのは、そのときがくるまでこの子を守ることだ。

あの人なら、そうしたはず。


彼女はこの子の存在を知ったときに、このことを受け入れてくれるだろうか。

やはり私から離れていくのだろうか。


あの子がお風呂に入っている。

いまのうちに日記を仕上げてしまおう。