『犬神家の一族』の♪音楽は大野雄二作曲です。

　石坂浩二(へぇーちゃん64歳:ミリタリー系プラモデルが好き)と市川崑監督（えっ90歳！）のコンビで約３０年ぶりに「犬神家の一族」がリメイクされる。
先日東京･調布市の角川大映スタジオで製作発表会が行われた。
石坂浩二(ウルトラＱ等のナレーションやクイズダービーの回答者と多才なミリタリー系プラモデル好き)の金田一が非常に楽しみである。

　犬神家の一族これは角川映画の処女作であり、角川現象となり日本映画界に活気をもたらすことになった。
小学校の頃でとても印象深い。
テレビCMなんて、霧の立ちこめた湖から青白い足がにょきっと２本出てたり、真っ白なマスクの人が現れたりと、オカルトブームの頃でもあったため、一層印象深く記憶している。
映画のポスターも同じくにょきっで、おどろおどろしい物語の様子が窺い知れた。
小説も読んだが、いっそうおどろおどろおどろおどろしかった。
朝早くに釣りに行くと、そのおどろおどろしいにょきっが出ないか心配になったもんだ。
テーマ曲の流れる映像中、タイトルバックも面白い。

石
坂　浩二

こんなんなったり、

　　　　二
石坂　浩

あんなんなったりする。

また欲に眩む親族がやいのやいの捲し立てて言い合うシーンでは、画像が素早く入れ替わり、セリフと画像の本人が一致しないという、素人編集みたいにみえる演出がものすごく情況をエキサイティングに魅せる。
これには感動した。
さすがだよ市川崑監督！
木枯らし紋次郎での演出が見事に生きてるぅ！

　　　　　

また音楽も最高だ。
音楽はＪＡＺＺミュージシャンであり、作曲家であり、数々の作曲を手がける大野雄二
ルｩパｧｧ～ン、シャｧｧンシェェ～！そうルパン三世で有名。
その他にもCMきのこの山､レディボーデン、セシール、アイリス、犬神家の一族、野性の証明、最も危険な遊戯、ルパン三世・カリオストロの城等を手がけている。

この犬神家の一族のテーマを始めて聞いたのは、ＦＭ-ＮＨＫ関光夫氏がお送りする「ポピュラーアラカルト」「夜のスクリーンミュージック」だったかのエアーチェック(古ぅ～)
不思議な琵琶なんかも使った楽器編成と３拍子に最初は？？？といった感じであったが、みごと映画にはまってた！
スゴイ！大好きな曲です。

作曲家大野雄二の名前は、石立鉄男シリーズ(ユニオン映画)「♪気になる嫁さん」のテーマから気になってはいたんだけど･･すっかりファンになっちゃいました。

師は今もＪＡＺＺライブでご活躍。
１０回以上は行ってます。
遠慮ぎみに図々しくも「犬神家の一族のテーマいですね！」とか、「人間の証明のテーマ大好きなんですよ！♪ママｧ～ドゥｯユリｯメンバｧァ～･･･」なんて頼むと、演奏してくれたりします。
ピアノトリオの♪犬神家の一族のテーマも嬉しいですね。
ＪＡＺＺライブだから、その時によって違うんですよ。
スゥインギーなバージョンであったり、以前一度だけ聞いたソロのバラードが最高でした。
お聴かせできないのが残念！
あぁまた行きたいなぁ。東京さ行きてぇだよ。ライヴに行きたいよぉ

画像は「犬神家の一族」サントラＣＤ
これはいかん、いかん。怖すぎでしょ。
ジャッケトはＬＰと違うスケ清(中身は青沼静馬なんですけど)の覆面ヴァージョンです。
こんなのにサインもらって失礼だったかも？
沢山話をしながら師は快くサインをして下さいました。

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　サインの向きを変えて「反転」すると出てくる「大野雄二」の文字
　　　　　　　　　　面白いですね！

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　写真はJAZZライブで活躍の大野雄二トリオ
　　　　　　　　　　左から鈴木良雄さんb(チンさん)、大野雄二さんP、村田憲一郎さんds
　　　　　　　　　　　　(現在のｂは俵山昌之さんです)