SLでは自分のアバター(分身)の姿をどうにでも変えることができます。

そこが大きな魅力なんです。
実は先日、RLハワイ(ここで使うRLとは現実世界のことを指します)に住んでいるアメリカ人の友達から、今冬に日本に遊びに行くので会いませんか?という連絡が入りました。
彼女とはSLのハワイに遊びに行っているときに知り合いました。

名前が「Hadaka」なので、一瞬日本人かなと思いましたが、日本好きのアメリカ人で、少し日本語も話すことができます。
もちろんOKよーーと返事をしたところ、「ちょっと紹介したい人がいるので、家に来てくれる?」とのこと。「喜んでー」とテレポートしたら、彼女はかわいい男性と一緒にいました。


以下、彼女との会話


「あら、あなたのボーイフレンド?はじめましてー」


彼女「この男性は私なんです。実はこの男性アバターが私のメインアバターです。現実の私は男性です。あなたと会う前に本当のことを言う必要がありました」


「私はなんてラッキーなんでしょう。すてきな男性とも友達になれるんですね。もちろん、あなたが女性だろうと、男性だろうと、私は構わないですよ」


彼女「あなたはびっくりしていませんね。なぜですか?」


「日本人は男性でも、多くの人が女性のアバターを使っています。別に女性になりたいという願望ではなくて、単純に女性アバターのほうがおしゃれもできるし、楽しいからです。実際、私のRL夫も女性アバターですよ。」
とまあ、こんな会話が続きました。


外国の人に、私の夫が女性アバターだと話すと、ほとんどの場合「なぜ彼は男性なのに女性アバターを使うの?倒錯趣味?」と言われ、説明してもなかなか理解できないようです。
この差はゲームやアニメの歴史の違いにあるかもしれません。


というわけで、彼の仕事などはじめて聞きました。
なんと、彼はネイビーで潜水艦担当でした。アメリカの軍人さんだったんです。
男性とわかったから記念にというわけではありませんが、

私たちは後日人魚の姿に変身し、海底散歩を一緒に楽しみました。


セカンドライフの異文化コミュニケーション日記