士魂流水さんにて御世話になりました、
亀井千寛さん、奈良宙生さん、
松下うみさん、ご出演。

2024年5月公演
橘小竜丸劇団鈴組
『ミニショー』
『ドスと草履と三度笠』
『お梶藤十郎』

@十条 篠原演芸場


■■■■■■■■

『ドスと草履と三度笠』
■■■■■■■■
『お梶藤十郎』は
菊池寛の小説『藤十郎の恋』原作。

料亭「宗清」の女房のお梶は、
幼馴染の名優 坂田藤十郎に
人知れぬ思慕の情を抱き続けていた。

ある時、藤十郎は近松門左衛門の「大経師昔暦」にて
大経師女房おさんと密通した挙げ句処刑された男
手代茂兵衛を演じることとなったが、
初日を前にして、人妻に恋を囁く演技に心を砕いていた。

初日の前夜。
藤十郎はお梶に突然恋慕の情を打ち明け、
二人の長年に渡る恋は実ったものと思われた…が、しかし。

翌日、初日の幕が開いた後。
芸のための偽りの告白を悟ったお梶は、楽屋で自害して果てた。

その死顔を見た藤十郎は、
やがてすべての感情を胸底に秘め、
再び舞台へ出て行くのであった。

十条在住の落語家 春風亭弁橋さんをお誘いして、
篠原演芸場に行ってまいりました。

何年ぶりだろう??
おにぎり大好きでよく食べていましたおにぎり
今日は釜飯。

いつも下手のお席に座っていたので、
今日は上手側にしてみました。

初めての上手側。
花道に近いお席です。

橘醍醐さん…
めっちゃ良い匂いした…昇天惚れてまうやろ



そして、座長の橘鈴丸さま。

SNSでお写真を拝見していて、
あまりの美しさに「生で見なければ」と
思っていた御方なのでございます。

今回、こうして劇場に伺って、
パフォーマンスを拝見できて本当に良かったです。

この世の者とは思えない美しさ。
オープニングのソロは、まさに天女の舞でした。

美しすぎる。


そして、私が度肝を抜かれたのは
お梶の芝居と舞…圧倒的な表現力でした。

凄かった…
終始釘付けでした。

余談ですが、第二部で上演した芝居って…
元の作品って何ていうタイトルなんでしょうね?

『やくざ忠臣蔵』『長ドス仁義』『喧嘩の花道』
『ドスと草鞋と三度笠』『男三代長ドス仁義』
『ドスと涙と三度笠』 

色んな人タイトルを見かけましたが、
正式な【原作】が分からなくて。
数年モヤモヤしております。笑

今回の『お梶藤十郎』の原作は菊池寛で、
歌舞伎にも戯曲にもなっているし、
『お梶』というタイトルで見かけることもある。

でも、このヤクザなお話だけは
原作が分からずにいるのです。

調べてるんだけど出典が分からないー!
知りたくてモヤモヤ。笑


*+*・:.丸山小百合.:・*+*