『椿姫』で久々にご一緒させて頂いた森真奈美さん。

MARIMO MUSIC・MARIMO ミュージカル様に
お伺いいたしました笑ううさぎ


関わりはあったのですが、めっちゃ久しぶり。
お教室に再びお呼ばれしたのは嬉しいです。

『せりふのワークショップ』 

 「いつもおしゃべりしているのに、『せりふ』になると
いつもみたいにしゃべれなくなるの、なんでだろう?」 

 台詞のワークショップというと、与えられたテキストをどう声に出して読むかというものが多いですが、今回は約80分で【脚本に書かれた台詞を、俳優が自らの言葉として発するまでのプロセス】を体験することで、的確に台詞を捉えられるようになるためのワークショップ。

レッスン時間:約80分
生徒人数:約15名
年齢層:幼稚園児〜大人(ママさん)


たくさんの生徒さんに参加して頂きました!
ありがとうございます笑ううさぎ

ワークの時間が約80分と短かったのですが、
皆様、集中して取り組んでくださいました!!

「今後やるべき訓練」
これは伝えられたと思うので、
日々生徒さんたちが実践してくれたら
基礎能力はアップすると思います。


前半は基本的な発声訓練を詰め込みました。

というのも、基本トレーニングをしなければ、
発声も滑舌も育ちませんもので無気力


早口と滑舌、そして聞きやすい台詞、
それらに定評のあるまるやまが、
どんな訓練をしているのか。

簡単なことしかしていません。
ですが、積み重ねが大事なんです。
毎日取り組んでくれたら結果は必ず出ます。

習慣は裏切らない。

後半は「台詞が音として出るまでのプロセス」を。
導入部分までしか進めなかったな。。。

「頭」「心」「身体」は連動している
そんな『気付き』を経験して頂きました。

誰しも、上手に台詞を言おうって
絶対に思うんですよ。
私も上手になりたいし。笑

良い声で滑舌よく、大きな声を出して、
感情を表すために適した抑揚を加えて…
上手に言えるように練習を重ねる…

やります。やるんです誰しもが。

でも、今回はそんな技術的なことではなく、
まずはもっと基礎的なところから
自身を見つめ直して頂きました。

真奈美先生が全体の課題として挙げていたことは、
思春期の生徒さんには特に難しいかもしれない。笑

芝居することを「恥ずかしい」と思うことは、
芝居をする上でいらないのです。

恥を捨てて、
自身をあらわに出来たらいいな。

故に、今回はワークの導入部分を徹底的に。
ここを乗り越えなければ先には行けないのです。


成形したキレイな音よりも
真っ直ぐで生々しくリアルで我儘な音の方が、
人の心を打つこともあるんです。

それをそのまま舞台や映像に乗せるのが
良いとは思わないのだけれども。笑

でも、それができないと、
中身空っぽで説得力のない台詞が生まれてしまう。

それに気がついてほしいな。

珍しく講師っぽいことを書きましたが、
自戒でもあります。

俳優として教えの場は
自身の学びの場でもあります。


今回もありがとうございました。


*+*・:.丸山小百合.:・*+*