昨年『零のナンバー』でお世話になった、
劇団花鳥風月さん。
二回の前哨戦を経て、いよいよ本公演!

復活!!(*・ω・)ということで!
お手伝いに行ってきました!


劇団花鳥風月 復活公演
『海人の約束~うみんちゅのやくそく~』

@日暮里 d-倉庫



宝の海を見渡せる小高い場所に
一軒の民宿が立っている。

細々と営業している民宿を舞台に
沖縄・辺野古が抱えている
問題が見えてくる。

~あなたは、この舞台を見て、
何を思い、何と応えますか?~



昨年の『零のナンバー』の時も…そう。
タイムリーに事件は起こりました。

マイナンバーを扱ったこの作品。
上演直前に、脚本に書かれたままの
ことが実際に起こってしまったんです。
(内容は言いませんが…)


今回も…そう、タイムリーすぎます。
日本政府の沖縄県提訴。
そして、ヘリパッドの工事再開。

花鳥風月さんが扱う社会問題は、
【今】【身近】で起きていること。
【これから起こりうること】。


…ニュースで見ました。
今朝も米軍嘉手納基地の各ゲート前では、
高江の動きに連動して、市民による
抗議が行われていました。


…『海人の約束』の舞台は、
とある沖縄の民宿。


潮の匂いがする風が運ぶのは、
三線の音色と、みんなの笑い声。

カチャーシーを踊って夜を明かす。

宝の海。
ニライカナイ。
楽園。


…でも、陽気な人々と美しい景色には、
かつての沖縄の【歴史】と【今】…
たしかな影がある。


優しくて温かい人たちが、
どうしてこんなに傷付かなければ
ならないのだろう。


楽園と呼ばれる、美しい沖縄。
その海を守りたい。

…それだけなのに。
何故、願いは聞き入れられないのだろう。



これは…沖縄だけの問題か?
同じ日本人が見過ごしていいものか?

何も知らない、何もできない。
そんな自分に腹が立った。

悔しさで涙した。

これが、今、日本が抱える実情。


今、日本では内戦が起きている。
国を相手に。
平和を守るために戦争してるんだ。

報道規制までかかってる。
私たちには伝わっているのは、一部だけ。


ひとりでも多くの人に見て欲しい。
ひとりでも多くの人に知って欲しい。


沖縄が背負っている、影の重さを。



**・.+丸山小百合+.・**