滋賀県野洲市の御上神社を訪れました。

御祭神 天之御影命

直接ではありませんが、彦坐王の系譜(息長水依姫)から、神功皇后との関わりがあったかも知れません。

三上山は近江富士とも呼ばれ、古代より神奈備として信仰の対象であったと思います。麓の大岩山から銅鐸が出土しています。



三上山(近江富士) 守山側から見れば、美しい円錐形です。
和歌にも詠まれています。「打ち出でて 三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」(紫式部)

神社から見ると、実は雄雌の双峰山です


明神鳥居

ご由緒

手水舎の水口は龍です 。

楼門(国の重文)

拝殿 (国の重文)

本殿(国宝)
正月に訪れたので、初詣の人で賑わっていました。
三宮社 祭神 瓊瓊杵命 左 天神宮 祭神 天照大神

前回の記事 氏族の盛衰 ⑤ 考昭天皇段 で、物部氏と御上祝氏の通婚を書きましたが、こちらは饒速日命ではなく、瓊瓊杵命が祭られていて、私的には意外でした。


御鍵取社 祭神 天津彦根命 猿田彦命