まそほ繁盛記 | 梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき

まそほ繁盛記

女将達は、うきうきしていた。
Gが以前から行きたがっていた三千院へ行くのだ。
「もうすぐ京都に着きまっせ!寒いやろか?」
「そら寒いやろ!雪の一つも降ってたらええのになあ。風情がましますわなあ。そらそうと、Bはん、目があこなってまっせ。さては、ゆんべ、寝られんかったんですな。ええ歳して相変わらずですなあ!」
「ほっときなはれっ!あ…着きましたわ!」
京都は、小雪が舞っていた。
「うわあ…ええ感じですわあ!このぶんやと三千院はもっと降ってるかもしれまへんなあ!運よかったら積もってるかも…。」
「そうですわな。とりあえず地下鉄のりまひょ!それからバスですわ!」
一時間後、二人は大原の里に居た。
「うはあ~…こらまた…なんと…」
「…大雪ですなあ。あっ足元気をつけなはれやっ!」「頭に雪がっ!木の上から雪がっ!」
「帽子かぶんなはれ!」
「人が、おりまへんで!」「よろしいがな、よろしいがな!」
二人は、どうにかこうにか三千院にたどりついた。
「GはんGはん!あそこにお抹茶売ってまっせ!飲みまひょ!」
「そうですなあ。ああっ、あんさん、そんなとこで靴乾かしなはんなっ!」
「濡れて気色悪いんだすう~!」
「ほんまにもう…はあー贅沢なひと時ですなあ。こうして雪のお庭を眺めながらお抹茶を…」
「℃¢£§☆」
二人の優雅なひと時は、どやどやと入ってきた外国人観光客によって中断された。
「ほんまに、奴らさえけえへんかったら静かに過ごせたのに!」
「いまいましいですな!あっ!ここにおみくじがありますわ!うち、ひこうっと!百円をここに置いたらええんですな。で…なになに………」
「おみくじ、どないでした?」
「きょうだすっ!凶!き、ょ、う!」
「わざわざ、ここで凶をひくとこなんか、さすがですなあ!いーひっひっひっ」わわわ