まそほ繁盛記 | 梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき

まそほ繁盛記

九月も終わろうとしていた。
長く続いた暑さも、ようやくおさまり、秋の風が、そこかしこに、入り込んできた。
「Bはんっ!何を気取って書いてはりますのや。そんなん書いたところで、誰も喜びまへんで。」
「うるさいですわ!ほっといておくれやす。うちが、せっかく秋のムードたっぷりに…」
「それやったら、最近、抜け毛が多くて朝起きたら、枕が、毛生え枕になってるとか、食べもんが美味しいて、一日五食とか書いたほうが現実的でよろしいんやおまへんか?ふふふ」
「何を言うてはるんでっか!あんさんこそ、何を作ってはるんだす?」
「これ、見てわかりまへんか?」
Gは、自慢げに作りかけの物を見せた。
「ああっ!カマキリや!うわっ、カマの部分もまた…えらいこと細かいですなあ!すごいわ…ほんまに。うちも、せっせと趣味の縫いぐるみ作りにせいをだしますわ。うちは、そないにリアルにつくれまへんから、いつものように…そやっ!百個を目標にしますわ!」「そうしなはれ!くだらんもんでも、百も作ったら、それはそれですごいでっせ!数の力ですがな。今で何個だす?」
「ななこだすぅ~。はあ~お百度踏むほうが簡単ですやろか?」
「縫いぐるみのほうが簡単な気がしまっせ。気持ち的に。」
「うち、作品展しますわ。タイトルは、白いこいひとたち!」
「あほや!」
づわわ