まそほ繁盛記
「うわあ…また、仰山の山椒ですなあ…」
テーブルの上には、箱に入った山椒の実が置かれていた。
「ええ匂いしてますやろ!ちりめん山椒でも作ろかと思いましてな!」
「そら、おいしそうや…けど、この実をとるのが、時間かかりますやろなあ…どうせ、うちもやらされるんやろけど…。」
「当たり前だすっ!さあ、やりまっせ!うちは、ここんとこ山椒にこってますのや!」
「へえへえ…らっきょといい山椒といい…迷惑な話ですわ!おいしいから、やりますけど。 」
暫くの間、二人は下を向き、黙々と実をちぎっていた。
「なあ…」
Bが口を開いた。
「なんだす?」
「駅に貼ってあるポスターで、ポイ捨てはやめましょう、とか書いてますやろ?ポイて…投げ捨てやったらあきまへんのやろか。」
「投げ捨てやったら、ものすご大きいもんも含まれますがな!ポイ捨ては、絞りこまれますやろ?吸い殻とか、あと…煙草のパッケージのフィルムとか…あき缶も、まあポイ捨てられ組ですわな!」
「ポイ捨てのポイは、がん見する、の、がんですな。使いかたとしては。」
「なんだす?うち、そんな与太者みたいな言葉、知りまへんでっ!」
「与太者て…お江戸…?」「…もっと言うたげますわ!ひょうろくだまっ!ぬけさくっ!仕上げに知らぬ顔のはんべえ、とくらぁ!」「お江戸で、池波正太郎ですなっ!」
つささ
テーブルの上には、箱に入った山椒の実が置かれていた。
「ええ匂いしてますやろ!ちりめん山椒でも作ろかと思いましてな!」
「そら、おいしそうや…けど、この実をとるのが、時間かかりますやろなあ…どうせ、うちもやらされるんやろけど…。」
「当たり前だすっ!さあ、やりまっせ!うちは、ここんとこ山椒にこってますのや!」
「へえへえ…らっきょといい山椒といい…迷惑な話ですわ!おいしいから、やりますけど。 」
暫くの間、二人は下を向き、黙々と実をちぎっていた。
「なあ…」
Bが口を開いた。
「なんだす?」
「駅に貼ってあるポスターで、ポイ捨てはやめましょう、とか書いてますやろ?ポイて…投げ捨てやったらあきまへんのやろか。」
「投げ捨てやったら、ものすご大きいもんも含まれますがな!ポイ捨ては、絞りこまれますやろ?吸い殻とか、あと…煙草のパッケージのフィルムとか…あき缶も、まあポイ捨てられ組ですわな!」
「ポイ捨てのポイは、がん見する、の、がんですな。使いかたとしては。」
「なんだす?うち、そんな与太者みたいな言葉、知りまへんでっ!」
「与太者て…お江戸…?」「…もっと言うたげますわ!ひょうろくだまっ!ぬけさくっ!仕上げに知らぬ顔のはんべえ、とくらぁ!」「お江戸で、池波正太郎ですなっ!」
つささ