まそほ繁盛記 | 梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき

まそほ繁盛記

女将達は、奈良に来ていた。
キトラ古墳の壁画の一部である『玄武』、その特別展示を鑑賞する為である。
「ええですなあ~!広いですなあ~!」
「旅行気分もあじわえて、楽しなってきましたわ。ええと…バス…あっ、あそこやっ!はよのりまひょ。」バスに乗ること20分くらいで、目的地の飛鳥資料館に到着した。
「ええとこですなあ。緑が目にはえて…あおによし…」
「その後、続きまへんのやろ?断片的には、思い出しますのやけどなあ…。」
「まとめたら、万葉で鹿で額田女王で、古墳で世界遺産で聖徳太子で遣唐使で、あとは笹寿司、っちゅう事ですな!奈良は!」
「まとめてまへんがな!それより、あの亀石の向こうの石!へんな形ですなあ!あっ!パンフレットに、フグリ山って書いてありますわ。」
「近くでっか?フグリ山。」
「結構あるみたいやから今日は行けまへんで。せいぜい、石舞台へ行ってみるぐらいしか…時間的に…」
「あおによし 都の春は いずくにか いまにのこりしフグリやまかな…けっけっけ!どないだす?」
「駄作も駄作!フグリ山いれたかっただけですやろ?おみとおしでっせ!」
まほろば