まそほ繁盛記
「困りましたなあ…」
「うち、眠いのに…」
Bは、金縛りが続き、ぐったりしていた。
「ああ、うちが陰陽師やったら、すぐに力になれますのになあ…あっ!そや!九字の護符!あれ唱えなはれ!ええっと…りん、ぴょう、とう、しゃ…あとなんやったかいな?」
「こう、ちゅう…これは、八犬伝ですな…あかん!もう頭ん中、八犬伝に乗っ取られましたわ!タマズサが怨霊まで登場してますわっ!」
「ちょっとBはん!自分の事やのに、もっと真剣に考えなはれ!」
「れつ、っておまへんでしたか?」
「うち、ちょっと聞いてみますわ!そういうのに詳しい人知ってますさかいに。」
「知ってますのか?何もんです?その人。」
「いや、ただもんですわ。けど、やたら、そういうの詳しいさかいに。」
暫くしてGが戻ってきた。「今、聞いてきました。
りん、ぴょう、とう、しゃ、かい、じん、れつ、ざい、ぜん、ですわ。これを唱えなはれや!まちごうたらあきまへんで!」
「大丈夫だす。ついでに塩も盛って、御幣もつけて、結界はっときますわ。」
「そうしなはれ!そうしなはれ!もひとつおまけに、ニンニクも飾って、シーサーも置いときなはれ!」 「柊に鰯もっ!こうなったらケルトのお守りやら、インディアンのお守りやら…スカラベやらなっ!なんや、たのしなってきましたわ!」
つづき
「うち、眠いのに…」
Bは、金縛りが続き、ぐったりしていた。
「ああ、うちが陰陽師やったら、すぐに力になれますのになあ…あっ!そや!九字の護符!あれ唱えなはれ!ええっと…りん、ぴょう、とう、しゃ…あとなんやったかいな?」
「こう、ちゅう…これは、八犬伝ですな…あかん!もう頭ん中、八犬伝に乗っ取られましたわ!タマズサが怨霊まで登場してますわっ!」
「ちょっとBはん!自分の事やのに、もっと真剣に考えなはれ!」
「れつ、っておまへんでしたか?」
「うち、ちょっと聞いてみますわ!そういうのに詳しい人知ってますさかいに。」
「知ってますのか?何もんです?その人。」
「いや、ただもんですわ。けど、やたら、そういうの詳しいさかいに。」
暫くしてGが戻ってきた。「今、聞いてきました。
りん、ぴょう、とう、しゃ、かい、じん、れつ、ざい、ぜん、ですわ。これを唱えなはれや!まちごうたらあきまへんで!」
「大丈夫だす。ついでに塩も盛って、御幣もつけて、結界はっときますわ。」
「そうしなはれ!そうしなはれ!もひとつおまけに、ニンニクも飾って、シーサーも置いときなはれ!」 「柊に鰯もっ!こうなったらケルトのお守りやら、インディアンのお守りやら…スカラベやらなっ!なんや、たのしなってきましたわ!」
つづき