まそほ繁盛記 | 梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき

まそほ繁盛記

「ああ~しまったあ…」
作品を作っていたGが、大きな声を出した。
「どないかしはりましたか?」
「このパーツのサイズがあいまへんのや!うち、間違えたみたいですわ!」
「えっ、そしたらそのパーツは、また作り直しですか?」
「そうですわぁ~。又、こつこつ削りますわ。バネも作らんとあきまへんし…」「バネも作りはるんですか?そないなちっさいバネ…うわあ~なんかクラクラしますわ。時計職人みたいですなあ。手づくり時計職人…けど、これ出来上がったら可愛いですやろなあ…。」
「うまくいけばええんやけど…あんさん、傍で見とらんと、自分の作品作りなはれっ!あきましたんか?小さい物は。」
「そんな事おまへんで。あの作品は、メルヘンでメルヘンで、もうメルヘンがとまりまへんのや!ふぁんしぃ あんど めるへん!」
「あんど だぁく ですやろ?どうせ。」
「だぁく て…うちかて、たまには可愛いもん、作りたいですわっ!」
「あんさん、そない言うて、昔、可愛い絵に挑戦してましたな。あれは、何の絵でした?もっかい、教えとくなはれ。」
「何回、聞きますのや!ウサギが花束抱えて玄関に立ってる絵ですわっ!」
「いっひっひっ!完成にこぎつけたんでっか?」
「また、何回も…ラフのままほったらかしたあげく、捨ててしまいましたわあっ!」
「ぷくくっ…ウサギ…花束…」
うささ