まそほ繁盛記 | 梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき

まそほ繁盛記

ブチッ!
糸が、引き千切られる音がした。
「ギギィーっ!ああ、腹立つ!この糸めがっ!このっこのっ!」
「Gはんっ、落ち着きなはれっ!」
「一目ごとに、からまるんでっせ!そないに、からまりたいんやったら、二度とからまらんように、切りちゃんこにしたるっ!」
「まあまあ…気持ちは解りますけど…」
「あんさんの赤い糸かて、どっかで切りちゃんこになってますのやでっ!きっとな。ふう…」
Gは、お茶を一口すすった。
「へえへえ、そうでしょうとも。まあでも、もう少しですがな。」
二人は、あるアートコンペティションに応募する為の作品模型を作っているのだった。
「指の先から、ピンセットやらドライバーが出たらええのになあ。」
「うちは、ペンチやらピックがええですわ。」
「なんにしたかて、指、太すぎますわな。うちら、器用なほうやと思てましたけど、そうでもないんかと思い直しましたわ。」
「ああ肩こりましたわ。
特上三田牛のステーキが食べたいんだすう~。」
「分を わきまえなはれ。うちらの今の状況やったら鰻を焼く煙をおかずにして、ご飯食べてもええぐらいやのに。」
「ひひひ 落語みたいですな。」
くっつつ