まそほ繁盛記
今日は、本戎だった。
女将達は、出かける為の準備をしていた。
「Bはんっ!はよしなはれっ、もう行きまっせ!」
「まっとくれやす。うち、マフラーが…」
「そんなん、置いていきなはれ。今日ぬくいし。」
二人は、わいわい言いながら出掛けた。
日中、二人で出掛ける事があまりないので、少しばかり気持ちがはずんでいるのだ。
「Gはんっ!見てみなはれ。いろんな出店がおまっせ。うわ、はしまきてなんだす?」
「割り箸に、安い粉もんが巻いてありますのや。ソースさえ塗ったら、味はごまかせますさかい。」
「あっちに、いかにも身体に悪そうな、林檎飴が売ってまっせ!青色やっ!食べもんの色と違いますがな。」
「葡萄飴もありますな。
なんでも飴にしやがって。どうせなら、メロン飴も作りなはれ。」
「つきましたでっ!笹、買わんと…」
「今年は、奮発して熊手の付いたやつ買いまっせえ。去年は、うちらが作りましたからな。」
「けど、高いですなあ…。縁起もんやゆうてもなあ…基本の笹に色々付けたら、物凄いことになりますがなえべっさん、ぼったくりやがな。」
「罰当たりな事いいなはんなっ!…え?」
Gは、足元に落ちていた、飾りの鯛を売り子に渡した。
売り場のおやじは、「おおきに、よっしゃ!おまけで、鯛つけたろ!」と言いながら、飾りの鯛を 笹にくくり付けてくれた。
「鯛、ただでもらいましたでっ!」
「ほんまやっ!ラッキーですわっ!うちら、結構、どこでも親切にしてもらいますなあ。綺麗やからでっか?」
「ぼおっとしてるからやっ!」
とっとて
女将達は、出かける為の準備をしていた。
「Bはんっ!はよしなはれっ、もう行きまっせ!」
「まっとくれやす。うち、マフラーが…」
「そんなん、置いていきなはれ。今日ぬくいし。」
二人は、わいわい言いながら出掛けた。
日中、二人で出掛ける事があまりないので、少しばかり気持ちがはずんでいるのだ。
「Gはんっ!見てみなはれ。いろんな出店がおまっせ。うわ、はしまきてなんだす?」
「割り箸に、安い粉もんが巻いてありますのや。ソースさえ塗ったら、味はごまかせますさかい。」
「あっちに、いかにも身体に悪そうな、林檎飴が売ってまっせ!青色やっ!食べもんの色と違いますがな。」
「葡萄飴もありますな。
なんでも飴にしやがって。どうせなら、メロン飴も作りなはれ。」
「つきましたでっ!笹、買わんと…」
「今年は、奮発して熊手の付いたやつ買いまっせえ。去年は、うちらが作りましたからな。」
「けど、高いですなあ…。縁起もんやゆうてもなあ…基本の笹に色々付けたら、物凄いことになりますがなえべっさん、ぼったくりやがな。」
「罰当たりな事いいなはんなっ!…え?」
Gは、足元に落ちていた、飾りの鯛を売り子に渡した。
売り場のおやじは、「おおきに、よっしゃ!おまけで、鯛つけたろ!」と言いながら、飾りの鯛を 笹にくくり付けてくれた。
「鯛、ただでもらいましたでっ!」
「ほんまやっ!ラッキーですわっ!うちら、結構、どこでも親切にしてもらいますなあ。綺麗やからでっか?」
「ぼおっとしてるからやっ!」
とっとて