まそほ繁盛記 | 梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき

まそほ繁盛記

「良かったですなあ、チェリーはんに素敵な誕生日プレゼントもろて。」
Gは、もうすぐ誕生日を 迎えるのだった。
「ダウジングの石なんか、そうそう貰えまへんで。
うちも 欲しい!うちも…!」
Gは、その石を ずっと握りしめていた。
「こうして握って、気を込めてますのや。」
「そうすると、どないなるんでっか?」
「よう当たりますやろ、きっと。探しもんもできそうですし。水脈とか…」
「こんなとこで、水脈探ししたら、石、ぐるぐる回りっぱなしでっせ。きっと。地下、水道管だらけやのに。」
「夢の無い事、いいなはんなっ!けど、石はええですなあ!」
「うちも、大好きですわ。子供の頃、黄鉄鉱のかけら宝物でしたんや。」
「うちは、水晶がええですなあ。あんさんには、玄武岩がぴったりや。」
Gは、言いながら、げらげら笑った。
「失礼なお人ですな、相変わらず。石なら、賢者の石。指輪なら、ソロモンの指輪、壷はコケザルの壷!
来年の誕生日には、箱あげますわっ!」
「パンドラの?…それより今、あんさんの頭の上でダウジングしたら、石が左に回りましたでっ!」
「へえへえ、頭ん中に、モズク詰まってますのや。」とてて