まそほ繁盛記 | 梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき

まそほ繁盛記

「おはようさん。Bはん、すんまへんっ!」
来るなり、Gは手を 合わせた。
「なんだす?いきなり謝られても…」
「昨日、持ってくる言うてた鮭、忘れましたんやあ。ちゃあんと別にして、冷蔵庫に入れといたんやけど…」
「忘れましたんやな?
うちが、ものすごう、楽しみにしとった鮭を あんさんは忘れはったんやな?」「そらもう、すぽーんと。」
「忘れはったもんは、仕方ないですわ。そのかわり、ほれっ!これを さばいておくれやす。」
Bが指さした先には、鱧がとぐろを まいていた。
「うわ、太いですなあ~。大蛇みたいですがな。
これを うちがさばくんでっかあ~?骨切り、ややこしそうでっせ。又、二匹も買うてからに…」
「魚屋がな、骨切りめんどくさいから安く売る、言うてましてな、ついつい、買うてしまいましたんや。」Gは、しぶしぶ、まな板の上に鱧を 載せた。
「さあ、解体ショーの始まりですわ!鱧でもフグでも持ってきなはれっ!」
「あんさん、刃物を手にしたとたん、いきいきしはりますなあ~。けど、刀鍛冶にはなったらあきまへんな。」
「なんでだす?」
「とんでもない妖刀を創りあげそうですわ。」
「うちが鍛えし、この業物で、鱧を ずばっと…」
つてて