まそほ繁盛記 | 梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき

まそほ繁盛記

「ああ~、もう~!いらいらしますわっ!」
Bは、針と糸をテーブルの上に放り出した。
「糸、とおりまへんのでっか?焦らんとゆっくりやりなはれ。ここ暗いし、目ぇ疲れますやろ。」
「針の穴て、小さ過ぎると思いまへんか?ますます目ぇ悪なりそうですわ。」
「それで、何作ってはるんだす?」
「これはですなあ…縫いぐるみですわ。かわいい縫いぐるみが出来ますのや!
何か解りますか?」
「まだ、そんだけしか縫うてないのに、解りますかいな!テディベアでないのは解りますわ。」
「あのクマ公、人気ありますのやなあ。」
「キングオブ縫いぐるみに向かって、クマ公呼ばわりはやめなはれ!あれて、イギリス生まれでっか?アメリカでっか?」
「うち、知りまへんわ。あのトランシルバニアンファミリーのうさぎはイギリスですわ。」
「シルバニアンファミリーですやろ!何や!トランシルバニアンて!吸血鬼一家みたいやおまへんか。…そうでしたんか。イギリスやったんですな!あのウサ公は。」
「あんさんも、ウサ公呼ばわりやめなはれ。キングオブキャラクターに対して。」
「あ、つい、言うてしまいましたわ。ところで、何の縫いぐるみだす?」
「キングオブモチーフ!
されこうべ、ですわっ!」「やっぱり!」
つづぐ