まそほ繁盛記 | 梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき

まそほ繁盛記

Bが踊るような足どりで、買い物から帰ってきた。
「おお、この燃える陽光!金色の矢先に塗られた、毒は、僕の目を貫く 。碧玉の盃をあけようではないか。」
「おかえりやす。なんだすその台詞は…」
「ランボー作、堀口大学訳ですわ。」
「へええ~。うちランボーの詩は知りまへんわ。」
「うそですわっ!いひひ
うちが今作りましたんや。ランボーっぽいですやろ?なっ?けど、知りはれへんのやったら、つまらんですわ。」
「あほくさっ!そしたら高村光太郎はどないだす?出来ますか?」
「まかしとくなはれ、頭上の太陽は、あまねく、矢を放ち、じりりと僕を焼くのだ。どないですか?」
「ちょっときいたら解らんけど、ポイントは『じりり』ですやろ?『がりりとレモンをかじった』のちょいパクリやおまへんか。」
「ばれましたか。けど、それがコツですわ。」
「そんなコツ、知らんでもよろしわっ!」
「人生が楽しめまっせ。」つじしく