まそほ繁盛記 | 梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき

まそほ繁盛記

女将Gは扉の前に立ち、思案顔だった。
「この扉、なんとかせんとあかんなあ…ぎいぎいゆうて、お化け屋敷みたいやもんなあ…」
「うちのことでっか!」
Gの独り言を聞き付けて、Bが小走りにやってきた。狭い店内なのに。
「なんだす!いきなり後ろから大きな声で!びっくりするやおまへんか。あんさんのことちゃいまっせ。この扉やがな。」
「しとしとと、雨の降り続く日…確かに、この扉は、夜泣きしますなあ…
悲しい…つらい…うらめしい…ゆうてなあ。」
「やめなはれっ!何勝手に怪談仕立てにしてますのやっ!はよ、クレ551でもこうてきなはれ!」
「豚まんでっか?錆とりでっかあ?どっちかいなあ。」
「人の揚げ足ばっかりとってたら、そのうち口からイソギンチャクでてきまっせ!」
つづくん