まそほ繁盛記
まそほの店内には、片側に棚がしつらえてある。
普段は、そこに様々な人の作品を展示してあるのだが、一週間限定で、女将達の作品展示をすることになった。
「いやあ、Gはん、だいぶ出来ましたなあ!ようできてるわあ、ほんもんみたいやし…」
「ええでっしゃろ?うち、楽しかったわあ、いろぬり…どうです?この色。」
「すごいわあ…展示が終わっても、つかいまひょ。うちのこの人形さんな、幸せ人形ゆうて、売ろかしら」「そんなん誰が買いますのやっ!うちや ったらいらんわ。それよりBはん、あんさんが前作って、売った人形さん、返して貰うらしいですな。」
「そうだすがな。あの旦那はんなあ、もういらんらしいわ。返して貰てもなっ、銭は返しまへんで!」
「あんさん、今、泥棒の顔してましたで」
「ああ、あの、ぱっくり人形、はよ返してほしいわあ」
「Bはんは、ほんまに、人の話し聞いてまへんなあ…」
つづく
普段は、そこに様々な人の作品を展示してあるのだが、一週間限定で、女将達の作品展示をすることになった。
「いやあ、Gはん、だいぶ出来ましたなあ!ようできてるわあ、ほんもんみたいやし…」
「ええでっしゃろ?うち、楽しかったわあ、いろぬり…どうです?この色。」
「すごいわあ…展示が終わっても、つかいまひょ。うちのこの人形さんな、幸せ人形ゆうて、売ろかしら」「そんなん誰が買いますのやっ!うちや ったらいらんわ。それよりBはん、あんさんが前作って、売った人形さん、返して貰うらしいですな。」
「そうだすがな。あの旦那はんなあ、もういらんらしいわ。返して貰てもなっ、銭は返しまへんで!」
「あんさん、今、泥棒の顔してましたで」
「ああ、あの、ぱっくり人形、はよ返してほしいわあ」
「Bはんは、ほんまに、人の話し聞いてまへんなあ…」
つづく