生まれてはじめてのアイススケートに小さな従姉妹のアミーと行きました。アミーはアイススケートを習っていたので、優雅に滑っていました。
何歳も年上のマリーは初めてのアイススケートで、壁を頼りに、練習をしました。初めてのアイススケートは不安で怖くて上手に滑る自分より小さな子どもたちを羨ましく思いました。そんな私をみて、アミーには、なんで大人なのにできないの?あれがアミーのカズンなの?恥ずかしくてみてられないわ!という態度を取られると覚悟していたけれど、アミーはとても優しくて、「壁から手を離さなきゃわからないよー!」と何度も何度もマリーを見つけては気にかけてくれて、小さなアミーの右手を差し伸べてくれました。アミーはマリーを目で追っていました。アミーが差し出した小さな手を一度はつかんでみたけれど、うまくバランスを取れないだろうし、アミーを巻き込んで転けてしまうことを恐れて、マリーは手を離してしまいます。アミーの心配そうな、悲しそうな、そんな視線を感じながら、ゆっくりと壁沿いを滑りました。マリーはそのときのアミーの優しさをずっとずっと忘れません。UNOではすぐにCheatingするアミーだけど、下手くそなマリーにとても優しくて、小さな小さな手を差し出して心配そうに見つめる小さなアミー、全身ピンク色のアミー。ピンク色の小さな天使。
ずっと心優しいアミーでいてね。
アップルの意味わかる?スペルわかる?と聞かれて、正解したマリーを少しは英単語わかるカズンだと認識してくれたのだろうか。
また遊ぼうねラブユーアミー!