先日「FPマニュアル」(金財)という本をちょっとだけ読みました。


その中の生命保険について・・・

(注:少しアレンジしています)


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  長女夫婦と二世帯住居で暮らしているおやじさんがいました。   

  そのおやじさんには、ほかに子供が2人います。           

  主な財産は自宅とその敷地です。

  その不動産は長女に相続させたいと考えていますが、

  そうなると、ほかの子供に残すべき財産がありません。

  おやじさんは相続発生後の遺産争いを心配されております。

  何かアドバイスを・・・

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この事例は「保険の活用」部分にありました。


なるほど、生命保険はこうやって活用する方法もあるのかって思いました。

私が相談されたら、多分何もアドバイスできないでしょう。


当然他にも解答として色々あると思います。


その色々を複雑に考えて、結局何一つアドバイスできない。


FPの勉強(知識だけの暗記ばかり)をやっていて、それを使う術を知らないって痛感しました。

FPの勉強なんてしていない普通の人でも、「生命保険」を考えてみたら?ぐらい言えたかもしれません。


決してFPは多くの財産を持った人(=資産家)からの相談ばかりではないでしょう。

上記のような事例はたくさんあると思います。

(ただ、経営としてやっていけるかどうかは別ですが・・・)


そう考えるとやっぱりFPって必要なんだなって思います。


PS

以下の部分は読まないほうがいいかもしれません。







上記事例で

「長女夫婦」とあることから、このおやじさんは少なくとも年齢40代以降と思われます。

仮に40代とすれば、生命保険以外にも資産を作る方法はあると思います。

50代かそれ以上なら、生命保険料も結構な額になると思います。

「財産が家とその敷地だけ」という生活レベルから推測すると、

そんな保険料を払っていけるのだろうか?


・・・と考えてしまうひねくれものの私でした。