去年4月、東浩紀さん、津田大介さん、開沼博さんによる事故後27年たったチェルノブイリの取材をまとめたDVDを見た。クラウドファンディングでなけなしの1万円を投じてパトロン特典として楽しみに待っていたのになぜか今まで見ておらず、何となくきょう拝見した。
率直な感想は映像の訴求力の強さ。情報はダークツーリズムガイド(東浩紀編・ゲンロン)の方が100倍掲載されているが、発電所内の制御室の迫力や、プリチャピの街の何ともいえない静けさのようなものは映像からひしひしと伝わってきた。と、同時で発電所内でもサマショールの男性にしろ、私たちが抱いている原発事故の都市チェルノブイリとのイメージのギャップを活字で見るよりも強く感じた。
チェルノブイリ原子力発電所は4号機が事故を起こし、28年たった今では発電こそしていないがウクライナ全土の配電システムを管理し電力網の拠点となって今でも現役だ。数千単位の作業員が仕事をしていて、私の持っていた廃墟の街と化したプリチャピの町のイメージとは全く異なる世界だった。(そもそも福島第一原発事故までプリチャピという名前すら知らなかったが…)しかし案内をしていたシロタ氏は事故時の大量被ばくで肝臓と腎臓が機能しなくなり、母親も事故の5年後に亡くなったそうだ。国からの補償はほとんどなく、多くの人は先天性の病気だとかストレスや放射線恐怖症が原因と診断されたらしい。今のネット社会でこんなことがあれば一気に拡散して、国と争えるだろうが当時はそうもいかなかったのかなと推測する。
しかし一番強く思ったのが、これだけの経験をしているシロタ氏がチェルノブイリの観光案内をしているということだ。それをしている理由を尋ねられ「プリチャピの街の記憶を守るため」と答えていた。その記憶を守るために正しい放射線の知識を学び、観光客の受け入れをしていくことは福島にも参考になることだと思う。確かに放射線に関しては不確実性の高いものが多いとは思うが、把握できている範囲で正しい認識を持ち可能なことはやっていく必要がある。DVDに登場したセルゲイ氏の「放射能事故の情報が持つ危険性は放射能そのものように見えにくい、観光が現代科学に基づいて整備されれば放射能の危険性の正しい理解の啓蒙に」といった旨の発言は非常に重いものだと思う。
私自身は脱原発を指示している。ドラスティックな即原発0ではなく、新設は認めず規制委員会の新基準に適合し安全性を担保されたものは再稼働をしながら40年を過ぎたものから廃炉に向かい、長期的に原発0を目指す現実的なものをするべき。そしてこれには長い時間がかかるため福島第一原発の事故の記憶の風化と闘うためにも、事故のアーカイブ化と原発事故に興味のない人たちの記憶にも残るための仕組みづくりは必要不可欠なはずである。
東京都民に一度もなったことがありませんが(一番近づいたのは大学時代の神奈川県民時代)、東京都知事選挙は非常に関心があります。知事選挙でありながら半端ない規模、予算を扱い、その政策は我らが静岡のような地方にも波及するので。政治・選挙のことはまだまだ素人レベルの知識しかありませんが、泡沫&宣伝目的候補を除いた主要候補についてのイメージを書いていきます。(ももクロのDVD見ながら書いているのであしからず)
まず政策をみないでメディア情報からの各候補のイメージ(50音順)
1、家入氏
炎上。studygiftの人。従来の選挙、政治とは違う。認証ショットを活用している人を初めて見た。ホリエモンとか安藤美冬さんとか応援していてその中に政治家いないってなんか新鮮。弱者の気持ちが分かる人らしい。若い。
2、宇都宮氏
弁護士。「東京なのに宇都宮!弁護士なのにけんじ!」。前回選も出ている人。左派のアイコン的。反原発。おじいちゃん。
3、田母神氏
タカ派。元航空幕僚長。テレビで見たことあるー。右派のアイコン的。おじいちゃん。
4、細川氏
細川連立政権!首相時代は「魅せ方」の上手い人だったらしい。。小泉元首相。原発即ゼロ。歴史上の人。民主党が勝手連的?に支援している。ワンイシュー。討論会出てこない。おじいちゃん。
5、舛添氏
田母神氏以上にテレビで観たことあるー。元厚労大臣。新党改革。原発政策に関しては一番現実的。自民党除名されたのに推薦?されてる。おじいちゃん。
ってくらいざっくりしたイメージ。東京都知事の権限は大きいというのはメディアでもいろいろ報じられているし、その通りだと思います。なんてったって総理大臣と違って都民が直接選ぶわけですから。二元代表制とは言いますが、静岡県民的には議長含めて都議会議員はひとりも知らないけれど、都知事は数代前まで知っています。都という自治体の首長でありながらその影響力は普通の国会議員以上のものがあります。個人的にはワンイシューと言われるような争点絞られたもので選ばれるべきではないと思っているので、都民の皆さんの生活にどのような影響があるのか総合的に判断してもらいたいです。
そんで各候補のHPみた印象です。
1、家入氏
twitterで意見集めて政策にまとめるとか斬新!すごくいい。福祉・教育が最初に来ているのは地方自治のあるべき姿だなー。防災に関する政策はソフト面で面白いのが多いけど、ハードが弱い。人命を守るにはもう少し金使わないと。全体的には実現してほしいものが多いけれど実現可能性はどうなんだろうか。政治わからないというけれど、この政策やるには政治的に動かないとできないんじゃ…
2、宇都宮氏
公式ページが見つからず、希望のまち東京をつくる会のサイトよし(もしかしてこれが公式なの?)。政策がPDFのリンク貼られて見ずらい!って思ったけど、下にスクロールしたらサイトにしっかり載っていた。が、やはり見ずらい。5つの基本政策に脱原発と安倍政権の暴走阻止を掲げちゃうところはさすが左派のアイコン。
3、田母神氏
いきなり石原元都知事が本人よりでかく出てきてびっくり。まず防災を、次に教育を挙げているのはいいと思うけれど、リーダーシップあります!って主張されてもね…と感じた。HPの政策は読みづらい。
4、細川氏
HP凝ってる。一番読みやすかった。小泉元首相の存在感!原発ゼロをトップに持ってくるところぶれないなー。その上でもう少し原発なくすまでのフローを明確にしていただきたい。応援者が多様。朝日の記者だったのは知らなかった。「よくあるご質問のコーナー」は言い訳集っぽく見えるからないほうがいいんじゃ…
5、舛添氏
政治家のHPっぽくてどこから見ていいのかある意味わかりやすいけど政治家のHP!って印象。メディアでは細川氏の争点原発に誘発されて原発について政策に急遽入れたみたいな印象だったけど、HP上ではそんなことなく、1にオリンピックで2に防災、3に社会保障てのは東京都知事選らしくていいんじゃないかなー。
といいうわけで正直、自分が都民だったら誰に投票すればいいかわかりません。それでも、たぶん舛添氏に入れることになると思います。ただ家入氏は当選はしないだろうけれど、これだけ出馬したことに意義がある人はなかなかいないんじゃないだろかと思います。国政以上に注目を集める都知事選でこれだけ斬新な選挙戦を繰り広げていて、若者中心に一定の支持を集めるということになれば高齢者に向いた政治のベクトルを修正するきっかけになるかもしれません。地方選挙は選挙戦中から見続けたことが何度かありますが、まず公約はどうなのか、そして都民の皆さんにはそれを本当にできる人なのかをしっかりと見極めて頂きたいと思います。その判断が東京や国政はもちろん、全国の地方自治へ影響を与えますので。
ももクロと広瀬香美がロマンスの神様歌っとる。
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※ブログ内容はあくまで個人的なもので所属する会社・団体とは一切関係ありません。
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まず政策をみないでメディア情報からの各候補のイメージ(50音順)
1、家入氏
炎上。studygiftの人。従来の選挙、政治とは違う。認証ショットを活用している人を初めて見た。ホリエモンとか安藤美冬さんとか応援していてその中に政治家いないってなんか新鮮。弱者の気持ちが分かる人らしい。若い。
2、宇都宮氏
弁護士。「東京なのに宇都宮!弁護士なのにけんじ!」。前回選も出ている人。左派のアイコン的。反原発。おじいちゃん。
3、田母神氏
タカ派。元航空幕僚長。テレビで見たことあるー。右派のアイコン的。おじいちゃん。
4、細川氏
細川連立政権!首相時代は「魅せ方」の上手い人だったらしい。。小泉元首相。原発即ゼロ。歴史上の人。民主党が勝手連的?に支援している。ワンイシュー。討論会出てこない。おじいちゃん。
5、舛添氏
田母神氏以上にテレビで観たことあるー。元厚労大臣。新党改革。原発政策に関しては一番現実的。自民党除名されたのに推薦?されてる。おじいちゃん。
ってくらいざっくりしたイメージ。東京都知事の権限は大きいというのはメディアでもいろいろ報じられているし、その通りだと思います。なんてったって総理大臣と違って都民が直接選ぶわけですから。二元代表制とは言いますが、静岡県民的には議長含めて都議会議員はひとりも知らないけれど、都知事は数代前まで知っています。都という自治体の首長でありながらその影響力は普通の国会議員以上のものがあります。個人的にはワンイシューと言われるような争点絞られたもので選ばれるべきではないと思っているので、都民の皆さんの生活にどのような影響があるのか総合的に判断してもらいたいです。
そんで各候補のHPみた印象です。
1、家入氏
twitterで意見集めて政策にまとめるとか斬新!すごくいい。福祉・教育が最初に来ているのは地方自治のあるべき姿だなー。防災に関する政策はソフト面で面白いのが多いけど、ハードが弱い。人命を守るにはもう少し金使わないと。全体的には実現してほしいものが多いけれど実現可能性はどうなんだろうか。政治わからないというけれど、この政策やるには政治的に動かないとできないんじゃ…
2、宇都宮氏
公式ページが見つからず、希望のまち東京をつくる会のサイトよし(もしかしてこれが公式なの?)。政策がPDFのリンク貼られて見ずらい!って思ったけど、下にスクロールしたらサイトにしっかり載っていた。が、やはり見ずらい。5つの基本政策に脱原発と安倍政権の暴走阻止を掲げちゃうところはさすが左派のアイコン。
3、田母神氏
いきなり石原元都知事が本人よりでかく出てきてびっくり。まず防災を、次に教育を挙げているのはいいと思うけれど、リーダーシップあります!って主張されてもね…と感じた。HPの政策は読みづらい。
4、細川氏
HP凝ってる。一番読みやすかった。小泉元首相の存在感!原発ゼロをトップに持ってくるところぶれないなー。その上でもう少し原発なくすまでのフローを明確にしていただきたい。応援者が多様。朝日の記者だったのは知らなかった。「よくあるご質問のコーナー」は言い訳集っぽく見えるからないほうがいいんじゃ…
5、舛添氏
政治家のHPっぽくてどこから見ていいのかある意味わかりやすいけど政治家のHP!って印象。メディアでは細川氏の争点原発に誘発されて原発について政策に急遽入れたみたいな印象だったけど、HP上ではそんなことなく、1にオリンピックで2に防災、3に社会保障てのは東京都知事選らしくていいんじゃないかなー。
といいうわけで正直、自分が都民だったら誰に投票すればいいかわかりません。それでも、たぶん舛添氏に入れることになると思います。ただ家入氏は当選はしないだろうけれど、これだけ出馬したことに意義がある人はなかなかいないんじゃないだろかと思います。国政以上に注目を集める都知事選でこれだけ斬新な選挙戦を繰り広げていて、若者中心に一定の支持を集めるということになれば高齢者に向いた政治のベクトルを修正するきっかけになるかもしれません。地方選挙は選挙戦中から見続けたことが何度かありますが、まず公約はどうなのか、そして都民の皆さんにはそれを本当にできる人なのかをしっかりと見極めて頂きたいと思います。その判断が東京や国政はもちろん、全国の地方自治へ影響を与えますので。
ももクロと広瀬香美がロマンスの神様歌っとる。
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きたかっ…!!
( ゚д゚ ) ガタッ
.r ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
このニュースを見た時に真っ先にこのAAが思い浮かんだ。
今月10日、ビデオリサーチが米Twitter社と、Twitter上でテレビ番組への反応を測る「Twitter TV 指標」の提供開始へ協業することに合意したと発表した。理由について「ソーシャルネットワークの利用が広まる中でテレビとソーシャルメディアの連携は様々な場面で実施されています。連携は益々活発になっており、本件は両者の関係性を表す共通指標整備として取り組むものです」としている。
放送と通信の関係
かつては放送と通信の融合というと、ネットにテレビが侵食されるイメージが先行し、シェアを奪い合うものとされ、テレビ側もネットの進出への拒否反応が強かったが、日本テレビが提供するjoin TVなど近年はテレビ側も積極的にネットの活用を促進している。ローカル局でもテレビ新広島の朝の情報番組「ひろしま満点ママ!!」のFacebookページはローカルコミュニティに根差した地域に愛される番組制作へと一役買っている。テレビ局のネット活用で先行するアメリカではタブレットやスマホ利用者の85%がテレビ視聴中にデバイスを利用しているという調査結果が出ている(米・ニールセン)。テレビ画面とデバイスの画面の両方でコンテンツを楽しむマルチスクリーン戦略が進めらていて、これは日本でも同じ傾向であると思われる。このようにテレビとネットはすでに競合するものではなくシナジーを与え合うものになっているのは紛れもない事実である。
「視聴率」の課題
そんな中でテレビ番組の指標は長年、視聴率のみであった。視聴率は日本の総世帯のうちわずか0.0135%の視聴データを基に算出されている。関東全域で600世帯、静岡県では200世帯だ。600世帯で視聴率が10%の場合の標本誤差は±2.4%。さらに番組を映していても実際に見ているかはわからず、見ていても視聴者へどれだけインパクトを与えたのかは不明である。そこでテレビが地デジ化した際に実視聴数を明らかにするべきだ!や、SNSなどから情報を提供してもらいビッグデータを活用するべきだ!と言う声を頻繁に聞くようになった。そして遂に今回、ビデオリサーチが新たな指標づくりへと動き出した。
新指標はどんなもの?
プレス発表によると今回の「Twitter TV指標」は『ツイートの投稿数』、『ツイートしたユーザー数』、『インプレッション数』、『インプレッションユーザー数』などにより構成される。特にインプレッションというツイートの到達を示す指標は、twitterによるテレビ視聴への誘因効果の影響度合いの把握に役立つととのこと。さらにツイートの密度(時間変化・集中度)や構造(投稿とインプレッションの比率)、ツイートの内容(テーマ・話題)などを俯瞰的に確認するために、テレビ番組の評判や話題性をツイートを解析して明らかにしていくようだ。提供開始は2014年6月。今後は番組だけでなくCMやタレントの指標開発なども実施していくということで期待が高まる。
新指標の与える影響と期待
この新たな指標はテレビ業界にパラダイムシフトをもたらす可能性がある。例えばこれまで、今年で言えば半沢直樹など、視聴率の高い番組は国民の関心、話題性が高いためスポンサーとしては自社マーケティングの上で魅力的なコンテンツであった。これは新指標が出てきても変わることはないだろう。一方で視聴率はそれほど高くなくてもニッチなターゲットに絞った番組で、熱狂的なファンを抱えている番組は少なくない(私が真っ先に浮かんだのはテレビ東京のゴッドタン)。こういった番組はマスに訴えるものでないが、視聴者に対して話題性や影響を与える度合いは高い。つまり番組を話題にする人の分母は少なくとも、分子が多いということ。新指標はこういった番組に価値を与え、同じような番組ばかりになっていると批判されるテレビ局が、再び尖った番組・コンテンツを生み出していくことに繋がる可能性を秘めている。更にテレビ局の営業にも変化を与えそうだ。これまで視聴率という一つの指標で、不特定多数のマスへの広告媒体としてテレビは存在していた。それが新指標によって、どういった層に番組が見られていて、視聴率はそれほど高くなくても特定の文やの人たちには高い支持を得ている番組・コンテンツが明らかになる。そうするとこれまでテレビが広告媒体として適していないとされていた業界にもテレビCMが魅力のある広告媒体と成り得る。そしてテレビの営業活動も新規開拓が進む可能性がある。
今後は視聴率と「twitter TV指標」を使い分ける方法もあると思う。そしてtwitterに限らず、他SNSや2chのような掲示板などより多くのデータからより視聴者へ与える影響度を把握できるシステム作りを進めてもらい、より魅力的な番組作りへと反映されることでテレビが新たな局面へと進むことを期待したい。
( ゚д゚ ) ガタッ
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このニュースを見た時に真っ先にこのAAが思い浮かんだ。
今月10日、ビデオリサーチが米Twitter社と、Twitter上でテレビ番組への反応を測る「Twitter TV 指標」の提供開始へ協業することに合意したと発表した。理由について「ソーシャルネットワークの利用が広まる中でテレビとソーシャルメディアの連携は様々な場面で実施されています。連携は益々活発になっており、本件は両者の関係性を表す共通指標整備として取り組むものです」としている。
放送と通信の関係
かつては放送と通信の融合というと、ネットにテレビが侵食されるイメージが先行し、シェアを奪い合うものとされ、テレビ側もネットの進出への拒否反応が強かったが、日本テレビが提供するjoin TVなど近年はテレビ側も積極的にネットの活用を促進している。ローカル局でもテレビ新広島の朝の情報番組「ひろしま満点ママ!!」のFacebookページはローカルコミュニティに根差した地域に愛される番組制作へと一役買っている。テレビ局のネット活用で先行するアメリカではタブレットやスマホ利用者の85%がテレビ視聴中にデバイスを利用しているという調査結果が出ている(米・ニールセン)。テレビ画面とデバイスの画面の両方でコンテンツを楽しむマルチスクリーン戦略が進めらていて、これは日本でも同じ傾向であると思われる。このようにテレビとネットはすでに競合するものではなくシナジーを与え合うものになっているのは紛れもない事実である。
「視聴率」の課題
そんな中でテレビ番組の指標は長年、視聴率のみであった。視聴率は日本の総世帯のうちわずか0.0135%の視聴データを基に算出されている。関東全域で600世帯、静岡県では200世帯だ。600世帯で視聴率が10%の場合の標本誤差は±2.4%。さらに番組を映していても実際に見ているかはわからず、見ていても視聴者へどれだけインパクトを与えたのかは不明である。そこでテレビが地デジ化した際に実視聴数を明らかにするべきだ!や、SNSなどから情報を提供してもらいビッグデータを活用するべきだ!と言う声を頻繁に聞くようになった。そして遂に今回、ビデオリサーチが新たな指標づくりへと動き出した。
新指標はどんなもの?
プレス発表によると今回の「Twitter TV指標」は『ツイートの投稿数』、『ツイートしたユーザー数』、『インプレッション数』、『インプレッションユーザー数』などにより構成される。特にインプレッションというツイートの到達を示す指標は、twitterによるテレビ視聴への誘因効果の影響度合いの把握に役立つととのこと。さらにツイートの密度(時間変化・集中度)や構造(投稿とインプレッションの比率)、ツイートの内容(テーマ・話題)などを俯瞰的に確認するために、テレビ番組の評判や話題性をツイートを解析して明らかにしていくようだ。提供開始は2014年6月。今後は番組だけでなくCMやタレントの指標開発なども実施していくということで期待が高まる。
新指標の与える影響と期待
この新たな指標はテレビ業界にパラダイムシフトをもたらす可能性がある。例えばこれまで、今年で言えば半沢直樹など、視聴率の高い番組は国民の関心、話題性が高いためスポンサーとしては自社マーケティングの上で魅力的なコンテンツであった。これは新指標が出てきても変わることはないだろう。一方で視聴率はそれほど高くなくてもニッチなターゲットに絞った番組で、熱狂的なファンを抱えている番組は少なくない(私が真っ先に浮かんだのはテレビ東京のゴッドタン)。こういった番組はマスに訴えるものでないが、視聴者に対して話題性や影響を与える度合いは高い。つまり番組を話題にする人の分母は少なくとも、分子が多いということ。新指標はこういった番組に価値を与え、同じような番組ばかりになっていると批判されるテレビ局が、再び尖った番組・コンテンツを生み出していくことに繋がる可能性を秘めている。更にテレビ局の営業にも変化を与えそうだ。これまで視聴率という一つの指標で、不特定多数のマスへの広告媒体としてテレビは存在していた。それが新指標によって、どういった層に番組が見られていて、視聴率はそれほど高くなくても特定の文やの人たちには高い支持を得ている番組・コンテンツが明らかになる。そうするとこれまでテレビが広告媒体として適していないとされていた業界にもテレビCMが魅力のある広告媒体と成り得る。そしてテレビの営業活動も新規開拓が進む可能性がある。
今後は視聴率と「twitter TV指標」を使い分ける方法もあると思う。そしてtwitterに限らず、他SNSや2chのような掲示板などより多くのデータからより視聴者へ与える影響度を把握できるシステム作りを進めてもらい、より魅力的な番組作りへと反映されることでテレビが新たな局面へと進むことを期待したい。
