TCGを語る上で欠かせないのは、マナカーブの理論です。
特にアグロデッキを組む上では、非常に大事になってきます。
マナカーブ(Mana Curve)とは、デッキ内の呪文を点数で見たマナ・コスト別に並べ、それぞれに含まれるカードの枚数をグラフにしたときに描かれるカーブのこと。Jay Schneiderが提唱した。
以下に例をあげる(*の数はカードの枚数を示す)。
| 1マナ 8枚 | ******** |
| 2マナ 9枚 | ********* |
| 3マナ 11枚 | *********** |
| 4マナ 5枚 | ***** |
| 5マナ 3枚 | *** |
(MTG Wikiより抜粋)
上記の記事はMTGwikiのものですが、シャドバにおいても当てはまります。
また、マナレシオとは、そのカードがそのコストに対し、そのコスト分に見合った強さを持っているか、を表す指標のことです。たとえば、2コストなら、攻撃力・体力は2~4の間で、攻撃力・体力の合計値がだいたい4~5になるように設計されいてます。2コストで6/6とかだったらオーバースペックですよね?この通り、各カードにはコストにあった適切な強さが設定されています。この強さはフォロワーにおけるスタッツや、スペルの与えるダメージだけでなく、効果自体も参照する必要があります。(マナレシオについて後日機会があれば記事を書きたいと思います。)
画像にあるのは、ETA期の初期に使用していたアグロネクロですが、これはいかに効率よく相手のリーダーにダメージを与え、最速で相手のライフを削りきるにはどうすればよいかを突き詰めた構築です。
1コストが6枚、2コストが14枚,3コストが10枚ほど、4コストが6枚ほどある構築ですが、各コストがこれくらいの枚数で構成されたデッキが、素引きで手札に来たとき、最もコスト順に出すことができる期待値が高いです。
また、フォロワーだけでなく、「霊魂の強襲」や「スカルフィッシュ」のような除去札も搭載しています。これもマナカーブや他のフォロワーのコストを参考にしながら入れたものです。
このようなマナカーブを描く、「いかに効率よく相手のリーダーにダメージを与え、かつ最適な除去をしながら、最速で相手のライフを削りきるにはどうすればよいかを突き詰めたアグロデッキ」のことをMTGにおける考案者に敬意を表し、「スライ」と呼びます。
MTGにおいて「スライ」というデッキは、赤アグロに限られて使用されていますが、シャドバにおいても大変有効だと思います。
マナカーブはアグロからコントロールまで、デッキの速度に応じ、どれだけ必要なカードを入れれば、マナを無駄なしにカードを切ることができるか、マナレシオ通りにカードを活用できるかを表しています。
基本的にはマナカーブを意識してデッキを構築する必要があります。特にインフレの進んだ昨今の環境でも、アグロデッキにおいては、効率よく顔面打点を与えるため、強く意識する必要があります。
シャドウバースのデッキ詳細におけるマナカーブは、エンハンス、アクセラレートや結晶を考慮していないため、判別には注意が必要です。
しかし、現在のシャドバにおいては、カード効果のインフレが進み、マナカーブを意識しないデッキが多くなっています。しかし、序盤の動きを安定させるため、1~3コスト帯のカードについては、考慮した方が良いでしょう。
追伸)アグロネクロに入っているゼルガネイアは、ロングゲームになったときの直接召喚用です。エンハミルティオでライフ6 + ゼルガネイア4点 +α で倒します。
