STORY..98
結婚披露宴の4日前。翼の先輩のお父さんが亡くなられた。私もその先輩にお世話になっていたし、亡くなられたお父様とも面識があって、ショックで涙が止まらなかった。「おめでたい時期やから」と、周りの人には葬儀に行かないように言われたけれど、どうしても行きたくて。翼の父親の先輩でもあり、仕事での関わりもあったので、翼の父親・翼の母親と一緒に参列することにした。私は結婚式前で、髪を明るくしていたのでスプレーで黒くして、さらにマツゲエクステをしていたので、取るわけにいかず、最大限地味な化粧をした。そうして翼の実家へ行くと喪服を着た翼の母親が出てきた。肌色 のストッキングを穿いていたことに驚いたが、地域によっては肌色でも良いのかなと理解した。それより驚いたのは、頭。前髪を黄色のダッカールであげていた。ダッカール、これね。さすがに…と思い、「オカン髪それでいいの?」と言うと「変かな?前髪あげてみてんヽ(^^)」と返された。いやいやダッカールは非常識でしょうよ。近くにいた翼の父親と翼は、なにも気にしていない様子。