11年前
繁殖犬だった5歳のクリオネちゃんが
わが家の家族になった
頭が白桃みたいに白いからMOMO
次男が名付けた
甘えベタで
おもちゃで遊ぶこともなく
お散歩は好きだけど
ワンコと出会うとブルブルと震えた
雷が鳴っては部屋の隅で震え
噛むこともなく
部屋を散らかすこともなく
おとなしかった
三男といっぱい走って
三男のベッドで寝てはオシッコをした
三男が部屋から出ていくと
ドアの前でクゥーンクゥーンと鳴き続けた
三男が大好きだった
6年前に腹水が溜まり
タンパク喪失性腸症と診断され
ステロイド治療が始まった
副作用が起きることもなく
元気に過ごしてくれた
でも
私は悩んだ
MOMOちゃんが病気になったのは
私に愛情がなかったのではないか?
私が里親にならなければ
MOMOちゃんはもっと幸せになれたのでは?
ずっとその疑問を持ち続けてる
8月26日
MOMOちゃん16歳のお誕生日
お誕生日の日
水も飲まなくなった
夜には三男がかけつけてくれて
翌日...
私は仕事だった
長男はインフルエンザで
次男は午後から帰宅する予定だった
お昼休憩の時
三男からMOMOちゃんが亡くなったと
連絡があった
三男が一人で看取ってくれた
MOMOちゃんの一番好きだった三男
帰ってくれていてよかった
MOMOちゃんが
一人じゃなくて本当によかった
夜まで待っててほしかったのに...
そう思ったけど
すぐに動物霊園に連絡をして
日曜日に葬儀ができた
みんなで見送ることができた
MOMOちゃん
みんなの都合を計算してたの?
最期まで
お利口さんだね
16歳まで
よく頑張ったね
お母さんは幸せだったよ
今のお家に引っ越してすぐ
MOMOちゃんをお迎えしたので
MOMOちゃんのいないこの家は寂しい
ここ数年
ほとんど寝てるだけだったけど
でも...いないと寂しい
動物霊園のスタッフさんも
お世話になった獣医さんも
可愛がってくれたトリマーさんも
とても優しかった
みんなの言葉に
救われた
帰宅後...
骨壷を撫でる私
MOMOちゃん
わが家での暮らしは幸せだったかい?


