理科の時間で、食塩水を作ったときには、180%食塩水などなかったのに・・・。

実は、含水率の定義に答えがあります。

そもそも、含水率とは全乾状態(木材に水分が皆無の状態)のときの試験体Aの重量を1として、ある状態の試験体A´の重量が2だとするとき、A´の含水率を100%とすると定義しました。

つまりある状態の試験体A´の重量が3のときは200%となるわけです。

ですから、実際の含水率は、先ず重量(B´)を測ったら記録をして、その試験体を全乾状態にして重量(B)を測り、(B´-B)÷B×100の計算式で求めます。

例えば、ある試験体(B´)の重量が30kgのとき、全乾(B)にしたら10kgになったなら、ある試験体(B´)の含水率は200%だったという事になります。

ここで、もうお気づきかと思いますが、ある試験体の含水率を正確に求めるには、その試験体を全乾状態にしなければ分からないという事になります。そして全乾状態になった材木は事実上使い物になりません。

そのために、高周波や電気抵抗等の水分計をを使っておおよその含水率を測定しています。

と言うわけで、山に生えている杉には含水率200%が存在するのです。私たちはこの状態を「ずぶ生」と言います。


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