「お爺ちゃん、しょうゆかけようか?」

「かけんな」

「あら、いいの?かけないで食べるの?」

「自分でかけるからいいって。この前もお前がかけたから食べなかったべ!チッ」

「!チッてことないでしょ!タッパーの蓋開けるのも大変だって言うから醤油もかけてあげようかと思っただけじゃないの!」

 

私「え!それ言わない約束じゃん!」

 

シーーーーン。終了

 

 

つまり、こういうことです

最近、お爺ちゃんがあまり食べない様子だったので「調子が悪いの?」と聞いたのです、私。

朝ごはんもお粥をお願いしているようだったから。

 

・冷ごはんをチンして出されても喉に落ちていかないから、炊き立てじゃないならお粥を出してほしいだけ

・漬物やご飯のお供をタッパーに入れたまま出されても、手がうまく動かないから蓋を開けるのが辛い

・納豆なんて、ぐるぐる混ぜれない(過去の脳出血の後遺症で手が上手く効かない)

・インスタントの味噌汁嫌だ。手作りでも具がトロロ昆布だけなんて嫌だ

・お婆ちゃんには言うなよ

 

ってことを、

秘密だけどね、って私からお婆ちゃんに伝えたのです。

でも年寄りなので、秘密ってことを忘れちゃうのよね。

お婆ちゃんは数日怒り心頭だったみたいで、方々に電話で話していましたよ。

 

お婆ちゃんとしては

・食事の時間がズレるから効率よく出せること考えただけ

・自分は美味しいと思って出しているから理解不能

・そう思っているなら言ってくれれば努力はするのに(意外!変わった姿見たこと無かったわ)

 

お爺ちゃんはお婆ちゃんを面倒くさがりだと思っているので

茹でただけのお野菜に醤油をかけて食べる

とか

大皿で出して取り分ける

のは嫌だと、私の知る限りでは40年以上言い続けているのですが、お婆ちゃんには伝わらずです。

 

お爺ちゃんとお婆ちゃんは、

この縁は根性限りでお終い。おの世であっても知らないふりをしましょう。

という意見だけは一致しているらしい。

 

とは言うものの、お爺ちゃんはお婆ちゃんの作ったものを配って歩いたりするのよね。

 

アラフォーシンママは子育ての他に両親と姉の介護を今後覚悟しています。

え、一人で4人?できるの?

でも、パパの家が絡まないだけいいっか。

あっちの家なんて全く知らないもんね。