復興支援③PEACEBOAT | マシコブログ。

マシコブログ。

感じた事。発見。出会いなどの個人日記。
~感じたことを、感じたままに。~

石巻ボランティアの
主観的な記録です。


9/27(火)にチームで
震災の記録ビデオを観て、
初心に帰る事ができた。
http://j.mp/qf8vMn

当日の様子を
地域別、映像+文字、
インタビューで映されていた。


僕の初心は
「次にできる事は?」

それを見つけるために
もっと一つ一つ、
丁寧に観て考える必要がある。

例えば、
二日連続(27&28)で
廃材から火災が起こっている。
(二日目は空が赤くなるほど)
秋の訪れを嫌な形で知った。


週末には地盤沈下の影響で
潅水が起こり、
中央町の道路は川になっていた。


避難所に配給されている
おにぎりとお弁当生活は
三日目で確実に便秘になる。


最近、仮設住宅に移り始め、
避難所から人が少なくなっている。


車で被災地域を巡り、
出会った中華屋のおじさんから
アイディアを求められたが、
一面雑草畑からはなんも浮かばなかった。
(そこは将来、記念公園化予定)


こういった一つ一つの事情は
現地でしか体感できない。
photo:02



気付いた事は
やっぱり「町興し」が必要って事。


また、
「求められて初めてボランティアできる。」
「必要とされている事をする。」
それが、
ボランティアの境界線なのかって事。


また、
メンバーの感想を簡易化すると、
以下の様な感じ。

目に見える達成感は無いけれど、
これだけ多くの現地の人
(被災者+他ボランティア等)
と関われる仕事はない。
貰う事の方が多かった。
photo:03



そして、
メンバーがお風呂終了予定日
(10/11)まで残るという。
(避難所解散と共に無くなる予定)

ガンバ!!!!
photo:04






10/01にボランティアが終り、
今は一時的サラリーマン生活です。

少し振り返ると
ピースボートはニックネームで
呼び合うという習慣に戸惑い、
夜はイビキに怯え、
ペアの方が仕事の都合で消え、
リーダーが病院に運ばれ、不安に。

しかし、
ボランティアを通し、
仲間が増え、被災地が見え、
忘れちゃいけないものが残りました。

これを言葉にすると
どうしても陳腐化してしまう。

だから、
それが日常生活に消えて行く前に
年末年始にもう一度
行きたいと思っています。


まだまだ、個人、団体共に
スタッフ数が足りていません。
行きたいと思った人は
行った方が良いと思います。
ボランティア反対論も納得できるし、
限界も知ったけど、それでも!


それが
「命てんてんこ」って事だろうか。
photo:01