大飯原発の再稼働に対する申し入れ。
8/21は京都府綾部市、宮津市、舞鶴市、福井県おおい町をまわって、「実効性ある避難計画が策定され町民の納得を得るまでは、大飯原発3・4号機の再稼動には同意しないことを求める」要望/請願をしてきました。
じつは、これは私も名前を連ねている《反原発自治体議員、市民連盟》の取り組みで、三つの班に分かれて大飯原発から30キロ圏内の自治体すべてにお願いに行くというものです。
私は、高槻の高木議員と茨木の山下議員とまわりました。
最後に3つの班がおおい町で集結して申し入れ。
この要望への賛同議員は276人もいるそうです。
おおい町へ直接これなかった議員さんの想いも背負って訴えてきました。
申し入れ後はおきまりの懇親会です。
高島氏の是永議員、杉並区のけしば議員、若狭の原発を考える会のみなさん、豊中の木村議員、八幡市の山田議員、泉南の小山元議員さんたち。
若狭の原発を考える会のみなさんの本拠地となっているお宅で
囲炉裏を囲んでお魚をいただきました

おいしかったぁ



原発から30キロ圏内の自治体は原発災害時の避難計画を作成しないといけません。
もちろん、完璧な避難計画なんてありえないので、机上の空論にしかなり得ません。
それでも、各自治体の担当者は住民の納得を得られるような計画を作ります。
特定の会社の、特定のエネルギーのために振り回される大勢の人。
そこまでして原発いるの??
高槻の高木議員は最近福島に行ってきたそうです。
浪江町は福島の事故から6年経った今でも、人口の10%も戻っておらず、
戻ってきた住民も高齢者ばかりだとおっしゃっていました。
事故前と比べると復興予算という名目で
一般会計の予算額は倍以上あるそうですが、
お金があっても住民がいなければ町を立て直すことなんて無理です。
また、おおい町で他の申し入れメンバーがおっしゃってたのは、
避難計画は短期の避難しか想定していないこと。
福島では6年経ってるけど、
まだ避難してることを考えると
10年計画で考えないといけないんじゃないかと指摘していました。
関西広域連合の避難計画では、
河南町も中央公民館などで受け入れ予定としていますが、
長期に及ぶことを仮定していませんでした。万が一、事故が起こっても
福島の事故時のように
電力会社は責任を負わずに
多額の税金投入と無意味な除染作業で
事故の記憶が風化するのをまつのでしょうか。
風化したときには、
琵琶湖の水、日本海の魚、周辺で取れる野菜やお米も汚染されているかも。
(それでも、安全基準を引き下げて安全だと言って食べさせられるでしょうが・・)
燃料棒や核廃棄物の処理の問題だって後回しにしてて、本当は、みんなが原発って無理あるやんってわかってるのにね。
見て見ぬ振りをやめて、声をあげる人が増えてくれると嬉しいです。
翌日、地元紙に申し入れの様子が載っていたそうです。
取材に来てくれて、新聞に掲載してくれて、ありがたいことです。
いつも応援ありがとうございます。
クリックしていただけると励みになります
3月議会の一般質問です。
みてね