過去に投稿したブログを再投稿させていただいています
今回は、
栃木レザーでサンプルを作ろうです
もう既に読んでくださった方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんが、
こういうものづくりの背景も知っていただきたくて再投稿させていただきました
四苦八苦しながら作っては壊しを繰り返し完成させましたので、
是非、
読んでいただけると嬉しいです
こちらからが再投稿分です
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新作のサンプルでは一回では思い通りにいかず、
行ったり来たりしながら徐々に徐々に形になっていきます
大体大まかにバッグらしくなりましたが、
内袋が外側の胴に対してちいちゃかったので、
もう一度型紙を修正します
少し今の型より末広がりの形にします
型紙を照らし合わせながらこのぐらいかなぐらいの感じで修正していきますwww
かなり頭を悩ませながら新たに型を作ります
これがすごく時間かかる
この時は藤井四段並みにチョコを食べますwww
煮詰まってフリーズすることもよくあります
こうやってマチと底の部分がうまく合ってるか確認して、
これにさっき末広がりに思い描いた部分と合わせて内袋の型紙にしていきます
右が修正前の内袋の型紙です
左が修正後の内袋の型紙です
一番上の外周部分は同じ長さでそれ以下を広く大きく修正しました
表胴を栃木レザーでどんな雰囲気になるのか見たいので、
裁断をしていきます
銀ペンという革に使うペンで型紙に合わせて線を引きます
今回は栃木レザーのネイビーでサンプルを作ってみます
出来るだけ最小限に粗断ちをしてそっから裁断します
マチと底になる部分は同じく栃木レザーのナチュラルで作っていきます
これは0.8ミリで割った革で様子を見たかったので、
色が変わりますがこれでどうなるかやっていきます
革の厚みは非常に大切なのでこの厚みでいけるのか、
芯がいるのか、もっと厚くするのか確認します
ややこしいので修正前の型紙はとりあえず地べたにポイですwww
これが割と大切なんですwww
席立って帰ってきたらあれ
どっちやった
てなるのでややこしいのはとりあえずポイします
ここから綺麗に裁断です
一つ一つ丁寧に手仕事でやっていきます
表はそのままで内袋は新しいやつです
裁断が終われば次は漉きをしていきます
どう漉けば本生産の時に作りやすいか試行錯誤しながら試し試し漉いていきます
内袋の準備も完成
この後見返しと裏地を縫い付けます
財布の時とは色んな設定も違い、針の太さも、糸の太さも、ミシンのピッチも変えてバッグモードにしてまとめていきます
こちらは底の縫い割りです
塗って割るから縫い割りなんかなwww
まあそのままだwww
内袋もうまくまとめ上げてつなぎ目のところをまた縫い割りします
これは最後ぐるりとまとめミシンをかける時に段を作らずスムーズにまとめるためにします
縫い割りをしたらハンマーで叩き内袋はこれで完成です
次は表胴をまとめていきます
これもチャチャっと縫い合わせていき、まとめが終わればひっくり返します
この時にうまく漉けてないとひっくり返しにくくブサイクになります
「次回は栃木レザーでのサンプル完成です」