死んだら風葬に
骨に変わったら砕いて撒いて


亡き者は無くしてほしい完膚なきまで
ひこうきぐもがくっきりと映える
青空みたいな心でぼくはそう思う


その日が来たら

きっとぼくはほっとするんだ

ああやっとってさ

待ち望んでたんだってさ


生きるのは悪くはない
でもやっぱり
きっとぼくはほっとするんだ


生きるのは悪くはないよ
ただ縋るほどのものでもないだけ


消えるのは怖くない
でもそうだな
こういうことを話してきみが


悲しそうな顔になるのが


いまのぼくのいっとうこわいことかもしれない


何故だろうね