日本は衰退の一途をたどり、この30年で最も薄給な時代に突入しております。
春節で日本の観光地を謳歌する中国人をチラ見しながら、小諸そばで天ぷらそばをすするサラリーマンたち。あぁ、ロックのカケラもありません。
住宅ローンは35年。
いつか!欲しかったフェラーリもポルシェも夢のまた夢。
ふるさと納税で届いた牛肉ですき焼きするのがたまの贅沢。
ちょっとしょっぱい時に生まれちゃったなぁ。と思いますが、そんな自分にも夢があります。。。それが、1950年代のレスポール。
スタンダード
カスタム
還暦までに、どうにか手に入れられないものか。
と思い、そのゴールまでの記録をブログにしたためようと思います。
氷河期も、ゼロ年代も、リーマンショックも、大震災も、頑張って乗り越えてきたんですから、それくらいの夢、いいじゃないですか。
銀座のクラブに散財するより、10000倍マシだと思います。
これまで、恐らく150本近くのギターを所有してきました。
このブログでは、その記憶を遡りつつ、色んなギターのお話が共有出来ればと。
ちなみに、こちらは1970年のカスタム。
今のところ、自分が持っている中で一番、理想的な音が出るモノです。
正直、色んなギターを所有してきて、ヴィンテージなるものもあったのですが、
「使いづらい。パワーがない。」などの不満が多く、
そんなにハマってこなかったんです。
ところが、人生も折り返し地点を過ぎてからというもの、
(耳・聴力の劣化もあるのかもですが)
ヴィンテージの枯れた音への憧れが強くなり、
このカスタムを2022年に手に入れて、
すっかり参ってしまいました。
なんでしょう。この音の滲み。
心地よいリバーブ感。
抜けてくる中域。
ずっと弾いていたい、と思わせる何か??
分からないんです。
でも、ヒスコレを何本もとっかえひっかえしても得られなかった、
SOMETHING
があるんです。
ところがどっこい、
もっともっと凄いサウンドがある。
50'sのヴィンテージ。そして、P・A・F。
もう、フェラーリもポルシェも諦めました。
ウクライナ人の愛人も必要ありません。
なので、いつか・・・