東京国立近代美術館では、
作品を前に作者自身にお話をうかがう
「アーティスト・トーク」を実施しています。

作者本人に、作品を前にお話をしてもらえる貴重な機会。
今期は岡村桂三郎さんでした。

ましまる日記
《象眼 08-1 LR》


最近の作品はほとんどが、板のパネルを一度焼いて、
その上に、岩絵具(日本画で使用する顔料)で描き、
板の表面を削ったりして、イメージを作り上げていくという、

筆で線や色をおいていく
というよりも、
掘り出しながら、自分の身体の動きを定着させていく

という作品つくりをしている岡村さん。

絵を描くというのはどういうことなのか?
美術史なんて、日本画なんて、そんな枠はとっぱらって、
もっともっと純粋に。

原始、人間が「描く」ということに込めた
呪術や祈り
常にそこに立ち返りたいのだというお話が印象的でした。


圧倒されるなにか、が目の間に広かるのを感じられる作品です。

今期の展示は6月7日まで。
もうお花見は終わってしみましたが、
美術館では桜の絵がいくつも展示されていますので
ぜひ行く春の名残を楽しんでいってください。