世田谷芸術百華2008

という催しが、9月~11月まで、世田谷区内の各所で開催されています。
てことを、区内に住んでいる人はどのくらい知っているのだろう?
わたしはつい最近、詳細を知りました。
駅にポスターが貼ってあってなんとなく気にしてはいたけれど、パンフレットを置いてあるところに出入りしていなかったので、自力でもう一歩踏み出さないと情報に手が届かない状態でした。

で、今回なぜ詳細を知るにいたったかというと、新聞広告に混じっていた
なんともしぶーい情報源

区のおしらせ(広報せたがや)

そこで見つけたのが、「世田谷アートネットワーク会議」

MOMATでガイドスタッフの活動を始めてから、美術の教育普及ということに興味をもつようになりました。(「美術」というと堅苦しいけど、「アート」といったらいいのか、「デザインすること」といったらいいのか、まだ自分のなかでその言葉についての明確な意味づけはできていないけれど。)
そもそも、ガイドスタッフの志望動機としては、「こんなにおもしろいものがあることを、もっと多くの人に知ってもらいたい!」ということがありました。

まだ、うまく言えないんですけど、しっかり生活していくことと「美術」や「アート」や「デザイン」はすぐ隣にくっついたものとしてある。
じゃあ自分が住んでる場所で、実践していきたいじゃないかー。
と思うようになったのですよね。
まだまだ駆け出したばかりで勉強したいことが山ほどあるし、それでわたしに何ができるのか?も不明確ではあるのだけれど。
とにかく気になったことには寄っていってみる。
ということで参加してみたら、たくさんのおもしろい出会いがありました。

アートネットワーク会議の内容としては
【第1部】講師の佐々木雅幸先生による講演「創造都市への挑戦
【第2部】グループディスカッション
【第3部】交流会

地域とアートのかかわりということを、学問として、政策論として進めていく動きが確かにあるのだ、というのは、無知ゆえの感動だけど、お話の間中うなずきっぱなしでした。
とくに金沢市民芸術村の試み。
取り組みの本気度がわかるのが
「いつでも、気軽に」使用できるよう、年中無休の、24時間使用できる施設が用意されている
ということ。
金沢という場所だからこそできることではあると思うけど、必要なことは何なのか、を考えるときのモデルとして、素晴らしい活動をしていると思いました。

そしてグループディスカッションの前に、「世田谷芸術百華」の去年の報告、今年の実施状況や試みなどを紹介していただき、世田谷区でもこんなおもしろいことをやっているのに全然知らなかった~。て、これまた目からウロコ。

都会ではたくさんの人が、それぞれのリズムで生活をしていますよね。
わたし自身、いわゆるお役所的な時間割、9時から5時まで働いて土日祝日はお休み、っていう枠組みからははずれる生活をしてきている。
気持ちひとつではあるんだろうけど、そういうリズムで生活していると、なかなか自分が生活している場所とのかかわりを持つことが難しい。
もちろん全ての人を対象にするのは難しいけれど、こうした精力的なプログラムをまだまだ知らせたい対象があるのだということの証が、わたし自身だったりするなあ。この立ち位置から見えることがあるんじゃないかなぁなんてことも思いました。


世田谷芸術百華に関わっているみなさん、思いがあって、素敵な方たちです。
自分が住んでるまちを、もっと好きになれる。
いまのわたしに何ができるかはまだわからないけれど、ここから始まるのだと思う。
これもまたはじめのいっぽ。


世田谷芸術百華2008
9月~11月まで、区内各所で開催中!
パンフレット(pdf)がご覧になれます。