木原音瀬先生の「薔薇色の人生」を読みました!
ホントに木原先生は重~い話が多いですね![]()
ふつう主人公には愛着が沸いて可愛がったり甘やかしたりしそうなもんですが(特にBLは)、木原先生はキャラに対する仕打ちが容赦ない(笑)
どこまでも追いつめて追いつめて、これでもかってほど虐めて、地の底まで落としておいて、そっから少しだけすくってあげる感じ?
読んでるともうキャラがかわいそうすぎて同情する気分になっちゃうんだよね。
「美しいこと」は特にキツかったな・・・。
気づいたら完全に感情移入して読んでて、「何とかして幸せにしてあげて~」って切実に願っちゃうから些細な幸せで、ものすごくこっちが救われた気分になるんです。
何てったってこれ以上ないほど打ちのめされてる(笑)からその些細な幸せがものすごいことのように感じて、じんわりと心にしみてくる![]()
読んだ後の余韻がこれほど残る作家さんは他にあまりいないんじゃないかな~。
この「薔薇色の人生」はやっぱり主人公に対する仕打ち(笑)が容赦ないけど、書き下ろしのショートストーリーは笑えたし、落ち着いて余韻に浸れましたww
あらすじ
愚かな生き方のせいで、家も家族もなくしてしまった百田。生きていても仕方がないと自棄になりかけた時、偶然通りかかった警官に制止される。生真面目な正論に腹を立て、その警官・浜渦に「抱かせろ」と無理難題をふっかけるが、彼はすべてをなげうち、百田を救ってくれた―。彼のために生きることを誓う百田だったが…。ひたむきな恋がすべてを変えていく。
この百田という主人公は、顔も不細工なら頭も悪いし、高校中退、麻薬使用で2回も逮捕され、何年も服役していてた・・・まぁ、ひとことで言えば最低な男です。
この時点でこんなキャラを主人公にしないですよね、ふつうww(木原先生ならでは?)
そんな最低な男が、人生を救ってくれた警官を愛し、愛されるお話
←ざっくりしすぎw
受けの浜渦(ロンちゃん)がものすごく健気でかわいかった!
この話は全体通して覚醒剤がポイントになってて、薬の取引や、薬を打たれたときの描写がけっこうあってかなり生々しかったな。木原先生もそこらへんの描写をモロに書くのでこっちはついてくのに必死!怖かった。(´д`lll)
しかもタイミングよく?読み終わって知った押●学逮捕のニュースwwびびったww
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