みなさん、こんにちは木村拓哉です。TOKYO FMをキーステーションに全国38局ネットでお送りする「木村拓哉 Flow supported by Spotify」
この番組は様々な方をゲストに迎え「どう人生をFlowしてきたのか？」じっくりと伺っていきます。
12月のマンスリーゲストはロックバンド、SUPER BEAVER！さらにディープにトークします！お楽しみに！
自分たち的には「フェス…いや、メインピッチじゃないっすよ」って…
まぁ正直な話をいま聞かせてくれたけど、そこに求められるバンドになってるわけじゃん。
そうですね。ありがたいことに。
それに対しては、どうっすか？
やっぱり、その呼ばれなかったことに対しての悔しさがすごくあったんですよ。
その10年間たとえば、呼ばれて断ってて、出てなかっただったら、まだ違うんですけど…
僕らは一度も呼ばれたことがなくて「何で呼ばれないの？」っていうのも「呼んでよ」って思ってて…
「いいよフェスなんか、どうでもいいわ」ってなってから…
それでも意地でも出たいっていう風になったんで、それで出させていただけるようになって…
ただメイン、メインではないにしろ、やっぱそこに来てくださる方の熱量っていうのは、その出たときにやっぱ感じてはいたので…
音楽をすごく楽しんでる方が目の前にいるっていう状況は、ライブハウスとそれとでは、やっぱ違いはないなっていうのには感じていたんですよね。
なので、やっぱ出て、しかも一年に一度の楽しみにしてらっしゃる方もたくさんいるんですよ。
まぁそうだよね。
各地方に僕は、この一年のために仕事を頑張って来たとか…
ライブに行く機会はここしかないなっていう人がいるっていう事実も知っちゃったら…
やっぱ呼んでくださるんであれば出て、全力でやりたいなっていうのは、今も思ってますね。
要はだから、もうそこに実在する人たちだよね。
そうですね。
自分たちの価値観もあるのかもしれないけど、そこにいたら、やっぱりそこにいてくれてる人たち…
実在があって成り立つ、まぁそのやっぱ人が人を求めることって、とんでもないことだからね。
ですね。ホントそうですね。
そこに自分が関われてるって、冷静に考えたことがないんだけど…
考えてみると、まぁ相田みつをさんの言葉じゃないですけど…
「何か俺、全然そんな普通に思って当然じゃないっすか」って思うことを…
「改めて文字にしてみると、どう？」っていう、思うことっていっぱいあったりとかしますもんね。
バンド活動をしている時、叩いている時、弾いている時…
チューニング合わせてる時、弦取っ替えてる時、喉整えてる時以外のオフモードの時っていうのは、何やってんすか？みんな…
なるほど。オフね、オフあったっけ？最近…
マジ！？そういうレベル！？
「オフって何だっけね？」って、一年を過ごさせてもらいました。今年は…
マジ！？
土地から土地に移動する日がオフみたいな…
移動時間が？
ですね。何か、一日何にもない日っていうのが、ほぼなかったかもしれないですね。
まぁあるっちゃあるんですけど、いきなりそれがポって出て来ると、どうしたらいいかわからない。
気づいたら、夜になってるみたいな。完全にオフって、何日あったのかな？でもそんな感じですね。
ずっと4人一緒にいるもんな。強いて言うなら、渋谷は歌歌うんで、あれですけど…
他メンバー、やっぱその本番後にちょっと食事行って、飲んでっていうのがやっぱ一番オフれた。
「はぁ〜、終わった！」みたいな、そういうのはすごく…
各土地土地の？
そうですね。知り合いとか一緒に飲んだりとか、ご飯食べたりとか…
え…じゃあ、龍太はそんときは、やっぱその喉のことがあるから、あんまりガっとガーっと飲んでみたいな？
行かないですもん。部屋戻って、お風呂浸かって、ストレッチして…
明日のこと考えて、イメトレ全部やって、明日の準備万端にして、映画一本観て寝る。
国内もの？海外ものって…
問わず、いろんなものを観て、結構そのMCで僕すごく喋るんで…
言葉取り入れる作業って、とっても大事にしてるんですけど…
まぁそれが本であったり、映画であったりっていうのが、すごく多くて…
映画観に行ったりっていうのも、すごく好きなんですけど…
なので、そういう時間に全部充てて、なるべく早く寝て、次の日に備えるって、いっつもですね。だから、もう何か常に常にそうだなって。
今年10月、TOKYO FMでレギュラー番組もスタートしたと。
はい。そうっすね。一枠もらってるような感じですね。
全国38局ネットですよ。
すごいな。すごいことです。
いや、これ僕もすごいことだって、それこそね「TOKYO FMをキーステーションに全国38局ネットでお送りしてます」って言葉のライブとしては…
「あぁ、あぁ」って「ありがたてぇな」っていうぐらいなんだけど…
冷静にさっきのね、当たり前の話を冷静に解釈すると、全国38局ネットで、僕らがいま話してることをね…
「いやこんな人、やつがいてさ、いや俺、こんなバイトしてるんすけど」っていうのも…
ホントに細部まで届いてるっていうのが、何かちゃんとお話になりそうだね〜笑！このあとは…
締められますよね！ホントに〜笑！
何かホームルームみたいなラジオですね。これ「SCHOOL OF LOCK！」っていう中での「ビーバーLOCKS！」
そうですね。15分ぐらいの枠をいただいてます。
これはどういう内容なんですか？
僕ら4人が「SCHOOL OF LOCK！」の中の永遠の新入生っていう立ち位置で…
あ、新入生の立ち位置。
そうなんです。他はみなさん、講師として来てるんです。他は先生です。
でも永遠だよ？
永遠です！もう仕方ないんです！このカルマから逃げられない〜笑！
そんで、若干1名は毎年名前が変わるんだよね。
そうそうそう。そうなんですよ。そうなんですよ。
でしょ。35から36になっちゃうわけだし。
36の新入生か…受け入れなきゃいけない〜笑！
そういう立ち位置なんだ！
ただその先生に相談するっていうよりも、リスナーの方が同じ…
目線で？
同じ目線で、僕らに何か相談して、同じ目線で返すみたいな…
先生には言えないけど、クラスメイトだったら話せるかなっていうことを目線を下げて、SUPER BEAVERが担当すると。
ずっと留年してるから、こいつら下手したら、先生より年上じゃねぇかなって〜笑！
どんな内容が届きますか？
そうですね「普通にこういうことがしたいから、こんな風な頑張り方をしてるんだけど、どうしたらいいですか？」っていうことから…
「友達がなかなかできないんだけど、どうしたらいい？」っていうような質問だったりとか…
そういうかなりパーソナルな質問をリスナーの方からいただいて…
それに対して僕らが「ああでもない、こうでもないんじゃないか」っていう話をするっていうコーナーですね。
4人が？
4人が。そうですね。
これすごい何かいろんなアドバイスが出て来そうな感じがしますね。
そうですね。なかなか変な経歴たどってるので、何かまぁ独自のことをお話できたりとかっていうのは、あるかなって…
じゃあ、10代の子から「おすすめのバーガーは？」って言われたら、何て答える？
それはもう藤原さんに聞いてください「おすすめのバーガーはですか？」唐突にですか〜笑？
おすすめのバーガー、すぐいけるよね。アボカドチーズダブルバーガーです〜笑！
何がダブルなの？パティが。パティ、ダブルなの？はい。たくさん食べてください〜笑！そして、大きくなってください〜笑！
なるほど。じゃあ、わりと「ダイエットも頑張ってるんですけど…
自分へのご褒美にラーメン食べたいんですけど、どんなラーメンがいいですか？」
ダイエット頑張ってるんだったら、ちょっとじゃあ油少なめにしましょうっていうので…
まぁちょっと澄んだ感じのやっぱ僕が一番得意な中華そば系でいかせていただきたいです。
もう今すごいスラスラとスラスラ出て来たよ。
そうですね。いま二人、見解じゃなかったみたいですね〜笑！
でもね若干、広明は一本ぐらいになったっていう…
アボカドハンバーガー笑！
「ハンバーガーは？」って、俺は目線をヒュって合わせた瞬間に3本だった電波が…
さすがに難しいですよ〜笑！パニックになって「アボカド」って叫びました！アボカド！
「何がダブルなんだか、わかんねぇ」っていう、後付けのパティでしたけど…
いや、でも先月新曲の「決心」という曲をリリースされたということで、これどんな曲になったでしょうか？
そうですね。まぁこの楽曲は、まさにその今回も…
これも亮太？
そうです。基本的に僕がずっと曲は作らせてもらってて、この「決心」っていう楽曲なんですけど…
これもちょっとCMソングにも抜擢していただいて、それが時期的にも、これ受験シーズンだったりだとか…
まぁそういう子にも送りたいっていうお話もいただいてたので…
そういったことも考えながら書いた曲で、まさに今「SCHOOL OF LOCK！」の話もそうなんですけど…
何かやっぱこれからが見えないことに対してのまぁ不安とか何かそういったものは、いろいろありますけど…
何か自分が想像するこの本番感とか、迷いっていうものは自分で向き合えばいいけれども…
外部からの全く関係ない所からの邪魔者みたいなものであったりっていうことは…
やっぱり気にせず、自分が信じた方向に行ってほしいなっていう気持ちは何か思っていて…
それは自分たちが、もうずっとそうだったと思うんですけども…
何かそういったあと一歩、あと一歩を踏ん切り付き切らない所にきっかけみたいな感じで…
送れる曲になったらいいなって、思いながら作りました。
すごいまぁ龍太もこういう本を書いたりとか、言葉を紡ぐ部分あるじゃないですか…
龍太じゃなくて、亮太の方も歌詞で相当紡いでますよね。
そうですね。
言葉好きっしょ？
言葉は好きですね。言葉好きです。
まぁ人によっては「ちょっとここはストレートに表現すると恥ずかしいから…
よし！ここはちょっと英語にしとくか」っていう方もいらっしゃるけど、全然そうじゃないじゃないですか…
もうバリバリの日本語で、何かオブラートに包む感じ嫌いでしょ？
そうですね〜笑！
もう何か軸というか、芯でもうこのテーマがあったら、そのもう何て言うの…
「周りの皮とかトゲとか全部いらねー」っていう感じですよね。
いや、そうかもしれない。何かその決して「自分自身が、いつだって物事もストレートに直接伝えられる人間か？」って言うと、きっとそうじゃなくて…
やっぱり、回りくどい伝え方をしてしまったりとか、言葉を濁したり、探したり…
まぁでもそれは普通の会話とか、バンド間のコミュニケーションだったり、それこそ彼女さんとの「LINE」だったり…
顔に出てます〜笑！
そういう「LINE」だったりには、何かちょっと照れ隠しだったり、回りくどくだったり、歌はないよね。
そうですね。そういったことで「何で言えなかったんだろう」とか…
「何で自分はできなかったんだろう」とかっていうことをやっぱ自分自身すごく考えるのが好きというか、癖というか…
だから自分自身、及び自分たちのまぁこうであったらいいというか、願望も含まれてるんですけど…
何かそういったことをすごく大事にしてますし、やっぱ日本語の「何とかを」なのか…
「何とかが」なのか「誰を・誰が・誰に」とかが、一言変わるだけで、すごく意味って変わるじゃないですか…
変わる。変わる。
だし、それを間違えると、意味が伝わらないときもあるじゃないですか…
何かそういったことで、難しい言葉を文学的に紡がなくとも、何か一聴すると変だけど…
「もしかして、こういう意味なんじゃないか？」みたいなっていう風になっていくことの面白さみたいな感じてる部分は確かにあるかもしれないですね。
だから、何か勝手なイメージですけど、SUPER BEAVERの楽曲の詞の世界観って、何かちょっと素っ裸な感じしますね。
確かにそうですね。何かその結構これは年齢重ねてっていうのも、すごくあるんですけど…
感謝の気持ちを述べたいときに「ありがとう」って言いたいときに…
「ありがとう以外の言葉って、結局ないんじゃないかな」とか…
何かその「ごめんなさい」っていう気持ちを「ごめんなさいだけで、どう表現しようか」って思うと…
「ごめんなさいだし、頑張れだしって、何かいろんなことの本当の本当に言いたいことは何だろう？」って思うと…
「何か意外と、簡単な言葉になっていくのかな」とかっていうか…
「嫌なことと、楽しいこと、どっちがいい？」って言われたら「そりゃ楽しい方がいいよね」みたいな…
だけど、そういうことは何かすごく考えるようになって来たので…
ただそこの間にそこの結論に至るまでに、いろんなモヤモヤがあるっていうことは…
やっぱ自分も少なからず、自分たちも自分たちなりに、理解してるつもりはあるので…
それは人それぞれだろうし。けど、何か少しずつこういう何だろうな…
シンプルさというか、ところにもしかしたら、今モヤモヤの影を取っ払うヒントがあるかもよっていうことは…
やっぱ30半ばになってきて、より一層簡単に言えるようになってきたかなっていうのは…
なので、素っ裸っていうか、裸感っていうのは、すごくあるかなっていうのは思います。
いや、すごいそれを感じますね。
SUPER BEAVERとのトーク、来週で最後です！お聴き逃しなく！
「木村拓哉 Flow supported by Spotify」TOKYO FMをキーステーションに全国38局ネットでお送りしてきました。
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そして、このあと12時頃からは「Spotify」で配信されます「木村拓哉 Flow-Spotify Edition-」
オリジナルコンテンツ「木村拓哉のSpotifyにおジャマします！」や…
番組のアーカイブも聴けます！ぜひ、お楽しみください！
まだまだ気を抜かず、体調管理も意識して、相手を想いやって、一緒に乗り越えていきましょう！PEACE＆STAY SAFE！木村拓哉でした！
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