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木村拓哉 Flow 11月15日レポメモ

みなさん、こんにちは木村拓哉です。TOKYO FMをキーステーションに全国38局ネットでお送りする「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」

この番組は様々な方をゲストに迎え「どう人生をFlowしてきたのか?」じっくり伺っていきます。

今月11月のゲストはMCバトル日本一のラッパー、R-指定さんとDJバトル世界一のDJ、DJ松永さんによるヒップホップユニットCreepy Nutsのお二人!今週は、どんなトークになるのか?お楽しみに!

ラップ、大阪では不良ではなかったとさっきおっしゃってましたけど、なぜラップだったんすか?

元々音楽はホントおとんのお父さんの影響をその車の中でかかるそのサザンオールスターズとか…

そのおとんの世代の小田和正さんとか、そういうの聴いてて…

小学校ぐらいのときとかも、そこまでいろんな音楽聴いてたわけではなくて…

いとこのお姉ちゃんとかが、ちょっとテレビつけるときに、そんとき2000年代前半やったんで…

ちょっとお茶の間にはヒップホップが流れた時期やったりしたんですよ。

あんまそんときは興味なくて、小6から中1ぐらいになる境目のときに家族でご飯食べてるときに…

SOL'd OUTっていうグループの「1,000,000 MONSTERS ATTACK」っていう曲が流れたんすよ。

何を言ってるか、わかんなかったんすよね。歌詞は聴き取れなくて、でもめちゃめちゃ音がカッコイイし…

何言ってるか、わからへんのが逆に気になって「何やこの曲?」って調べて…

「これジャンル的にはヒップホップとかラップなんや」ってことで…

もう急遽その「TSUTAYA」に走りまして、でもお金ないからもうレンタルですよね。

「HIP HOP 日本語 ラップ」って書いてある棚のところ行って…

「何となく見たことのある名前、それこそZeebra聴いたことあるぞ」って…

テレビとかで観たり「RHYMESTERも聴いたことある」みたいな…

それを全部まとめてレンタルして家で聴きまくったら、もうすっかりハマってしまって…

何かそれまで聴いてた歌謡曲、違ったのが「この人たち、全員自分のこと歌ってる」みたいな…

その普通の歌手って、その自分の名前言い出してから歌わないじゃないですか…

でもヒップホップ衝撃やったのが「俺がZeebra」って言ってから歌ったりとか…

「俺たちがRHYMESTER」って言ったりとか「自分のこと歌ってええんや、歌って」って思って、それで強烈に興味持って…

かつ「何か韻を踏むという行為をどうやらしてるらしい」と…

「何かこの面白い似た響きが聴こえる。これは韻を踏んでるんや」みたいな…

その歌詞の構造と自分のこと歌っていいという、そのジャンルの特性みたいなところに強烈に惹かれて…

それでずっと聴き漁ってた時期が中学生ぐらいのときなんですよ。

中学生でそこまでいったんだ!

その影響っていう意味では、RHYMESTERのみなさんも逆に不良っていうわけじゃないんすよね。何て言うんすか…

やっぱりこのいろんな日本のラッパーの名曲とか、レジェンドたちを聴いてると…

すごいやんちゃでカッコイイ人もおるし、それもめっちゃ好きなんすよ。

悪いヒップホップとか、イカツいヒップホップも大好きなんですけど、聴いてて…

中学生のときに「俺と関係ないんかな」みたいな「俺の人生と関係ないか」みたいな…

要は不良マンガ見て「カッケー」とか、マフィア映画観て「ジブイな」と思うけど…

「自分の人生と関係ないやん」みたいな「観るだけのもんや」と思ってたんですけど…

RHYMESTERを聴いて、RHYMESTERの曲のメッセージで「逆に不良じゃなくてもやっていいし…

誰でもやっていいし、ヒップホップはお前このヒップホップ聴いて、カッケーって思ったよな?

その思った感情は正しいから、やってみたらええやん!なぜなら、俺たちもそう思ってやってるから」っていうメッセージを歌の中で歌ってて…

「じゃあ、俺もやっていいんかな」みたいなのを思えたんすよね。

すごい!すごい!すごいな!人のアンテナって、いろんな電波を拾うんだな〜笑!松永さんなんですけども、出逢いはでも何すか?

出逢いは、中学2年生ぐらいの頃ですかね。友達がすごい年上のお姉さんがいる友達がいて…

その人はクラブとか行ってて、裏原のストリートファッションが流行ってた時期なんで、そういうのは詳しくて…

そういう何かもうその延長線で友達の姉ちゃんが「こういう音楽があるんだよ」って、教えてもらって聴いて…

それで「カッコイイな」と思ったんですけど、さらにどっぷりハマったきっかけがラジオなんですよ。

当時、このまさしくTOKYO FMでRHYMESTERが深夜番組で「WANTED!」っていう帯番組を…

同じRHYMESTERなんだ!

そうなんす!全く一緒でやってて、そこでラジオ「WANTED!」聴いて「ラジオってめっちゃ面白いな」そこでなって…

「ヒップホップもめっちゃ面白いな」って、何かそっからもうラジオとヒップホップがめちゃくちゃ両方好きになるんすけど…

何かひとつのラジオ番組めっちゃ好きになったら「そのパーソナリティの表現するもの全部好き。

そのパーソナリティの全部好き」っていう病気になってしまって…

そこでもうRHYMESTERとてつもなく、どうしようもなく好きになってしまうんすよね。

もうそれこそ、RHYMESTERの「WANTED!」聴いて、いろんなヒップホップアーティストゲストで来るんすよ。

ゲストで来たら、もうその聴いたら即行「TSUTAYA」に走って行って、レンタルでCD借りて聴いて勉強して…

っていうことは、全く一緒なんだね!

そうなんすよ〜笑!全然違う土地で同じことしてたって…

「とりあえず、TSUTAYAに走る」っていうね。

「TSUTAYA」なんすよね。お互いの地元に何かでっけぇCDショップというかは、一番近くに「TSUTAYA」があって…

お互いお金なかったから多分レンタルで、田舎には「TSUTAYA」でしたね。レンタルで…

ありがとうだね!

ありがとうなんすよ!ホントにそうっすね!

ほんで、何でその音楽聴いて一緒に行ってみるっていう、行為に走るのはすごくわかるんだけど、何でそこでラッパーではなく、DJを選んだんですか?

俺もRHYMESTER聴いて「ちょっとラップやってみたい。ステージで客沸かしてみたい」って気持ちがあったんですけど…

すごい目立ちたがりやなんですけど、やっぱ恥を恐れるから…

恥を恐れる目立ちたがりや?

いまラッパーを恥って言いましたけど〜笑!

あれでしょ?その一色端にラッパーに対しての恥ではなくて…

ラッパーとして、マイクを持った後に「え…何だっけ?」とか、その自分がかく恥でしょ?

そうです。あとプラスして、より失礼なんですけど、歌詞を書く、ちょっと恥ずかしい〜笑!

お前さ、いつもやってんねんよ!横で「それを歌詞書いて人前で歌うって、到底できない」と思ってたんですよ。下ざたところにDJっている〜笑!

「DJっている」ってなって、なおかつ俺はRHYMESTERみたいにもうラップでグループ組みたかったんで…

より、しかもうわ〜ってカーって歌ってるラッパーの横で涼しい顔して佇んでいるDJやったら…

「何かより、クールでカッコイイんじゃないか」と思って〜笑!

「じゃあ、DJやろう」って、すごい浅ましい考えで始めたんすよ。

へぇ〜、それでDJ?

そうなんですよ。

その大会にエントリーして、その間の自分っていうのは、どういう感じでエントリーしてたんすか?

何かDJのパブリックイメージでスクラッチ「田舎で一人地元でDJやってる」って、俺だけだったんですよ。

ヒップホップ聴いてたの俺だけだったし、すごいみんなできなかったことだったから…

みんなが俺がスクラッチできることに「うわ〜」と驚いてくれたりだとか、監視してくれたりしたんで…

何か「DJが上手いっていうのが、自分のアイデンティティなんだよ」みたいな、もうなっていって…

それで、そのスクラッチDJの技術をもう極めに極めたところが、この自分がエントリーした「DMC」っていう、DJの大会だったんですよね。

もうホントにスクラッチが異常発達した人は、スクラッチってノイズじゃないですか…

そのノイズだけで、数分間の演奏成立させることができると、それがターンテーブリズムって言うんすよ。

ターンテーブル上で奏でる音楽ターンテーブリズムって言われるもんなんすけども…

「そういうのがあるんだ」と思って、じゃあ全員一番上手いやつが集まる所でエントリーして…

そこで「一番上手い」ってなったら、もうそれこそ自分に自信が持てるし「より自分がDJ上手い」という…

「アイデンティティより確立させられるな」と思って「そこに進もう」と思ったんですよね。

それで実際に獲り、これはいきなりスーパーサイヤ人になっちゃうよね!

そうですね!

北海道大会で、まず「俺テクニックついたかもな」って、全国大会出てやってみたら「あれ?」っていう、頭金髪になってね…

そうですね。確かに日本獲って、世界行くまでの間にすごい何か何がとは言えないんすけど…

その進化した感みたいな、ポンっていって気づいたら今まで普通にすげーDJって大前提やったんすけど…

その横におったやつが、次の日には何か世界一のやつになつてるみたいな。すごい変な感じでしたね。

今っぽく言うならば、サイヤ人じゃなかったのかな…今っぽく言うならば、まぁ一日にして柱になったような感じ?そういう感じかのかな?

そうっすね!鬼滅の刃〜笑!獲るまで、けっこう時間はかかったんですけどね。

エントリーしたのが、2009年とか10年とか最初は、そっから負け続けて、2019年に獲ったんすよね。

世界大会獲るっていうのは、何か必要なんすか?

これ何だろうな…

だって、いろんなもちろんアメリカからも来てくれるだろうし、ロンドン地元ロンドンからエントリーしてると思うし…

どんな人たちだった?その世界大会にいた人たちって?

もうホントにそれしかやってないような人たちですね。それだけ仙人みたいな集まりなんですよ。

やっぱりその「DMC」っていう、このターンテーブリスト、ターンテーブリズムの曲書いて…

もう技術が発展し過ぎて、もう音楽業界の中ですごい異質な存在になってるんですよ。

もうちょっと昔、音楽業界って近かったんすよ。だからターンテーブリズム極めたら、音楽業界認められるような存在だったんですけど…

もうマニアックになりすぎて、誰にも理解されない業界になってしまったから、もうみんな「DMC」っていう…

演目を「ルーティン」って言うんすけど、ルーティンを作るためにもう一年費やしてるんすよ。

逆にそれ以外やったら作れないんすよ。数分間のルーティンが、だからDMC音楽業界で売れるとか、有名になるとかじゃなくて…

DMCで勝つ以外の発想しかない、もうホントに属しから離れた仙人みたいな人しか、もうターンテーブリストになれなくて…

だから「もう日本に」っていう、戦績は古くなったんすよ。

それでこれから一生不服な最終戦績を背負って、生きて行くのがマジでしんどくて…

「いや、俺はもっと上手いんだ。どうだっていう、肩書きを持って生活しないと俺ダメだ」と思って…

呪いみたいななってて、十字架みたいななってて「その呪いを解くために出ないと」っていう使命になっていって、2017年翌年出るんですけど…

でも「一年でその数分間の演目を作る」って、やっぱ難しくて…

そっかそっか。

完成させるのが難しいんすけど、その自分の空けた日を全部空けたいから、もう焼き直しみたいなものになってしまって…

似てるような物の劣化版みたいになってしまって、次順位落として「日本3位」ってなってしまうんすよね。

それでめちゃめちゃ落ち込んで、地元の師匠がいるんすけど…

師匠?

師匠がいるんすよ。師匠は、2006年の世界チャンピオンなんですけど…

師匠の元へ行って、結構ボロボロになって帰って相談しに行ったら「お前、もう5年ぐらい出るな」って言われて…

「お前、今もう一回ルーティンを頑張って一年やって、無理矢理作ってもお前の手癖だけしか作れねーし…

審査員にお前の手癖バレてるから、順位落として行く一方だから、もう一回出るのやめて…

お前の積み上げたもの、世界みたいなもの、まっさらにする何も考えない時間を設けろ」って…

それで「かつ、自分のスキルの底上げに何かに費やす」って言われたんすよね。

すっげーな師匠!

「まさしくそうだな」と思って、一年間出ずにでも無理矢理2019年出ちゃうんすけどね、もう辛すぎて…

最終戦績3位いって、Creepy Nutsとしては活動軌道には乗ってるから…

いろんなメディアに出て、プロフィール紹介されるんですよね。

そこで「日本3位の松永さん」ってマジで恥ずかしくて「いや、もっとできるはずなのに」っていうのを思った状態で「日本3位」って言われるのが、しんどすぎて…

もうホントに具合悪くなってきたんすよ。その呪いを解きたくて解きたくてしょうがなく…

無理矢理半ば2019年出て「奇跡的に獲れる」っていうことが起きたんすよね。

でもそれ獲れたから、今こうやって笑ってられるんじゃない?

ホントそうです!ホントそうです!

いや、でもその師匠すごいね!

そうですね!ホントにその人にいろいろ全部教えてもらったんで…

その人は普段もDJされてる人なんですか?

その人は俺から見て超天才なんすよ!ホントに努力もあった上に元々センスが素晴らしい人なんですけど…

新潟で農家の息子なんすよ。その人は、魚沼産コシヒカリを作ってる人なんすよ。

マジ!?

マジで!山奥で俺はその人の家に行ってDJ習ってたんですけども、携帯の電波も入らないような家に住んでる人で…

でも農家の長男なんで「農家をやらない」っていう選択肢がない人なんすよ。だから、もう泣く泣くDJを引退してるんすよ。その人…

今はお米を作ってる?

お米を作ってます。その人にずっと教えてもらって、その人も仙人みたいな人で…

へぇ〜、何か話を聞いてるだけだと、そのフォースを身につけるか、否かだよ。

そうですね。マジでDMCの人はフォース、そういう領域というか…

領域〜笑!新潟にヨーダがいるんだね。

ヨーダいますね。

うわ〜、すごいな!いろんな過去あったけど「笑えてる」っていう、そして「生きてる」という…

ホントにそうです!そうです!等々です!それ!

まぁこれからに向かってのCreepy Nutsのお二人がいてくれることに「あぁ、よかった」って思うんですけども…

ありがとうございます!

毎回ゲストの方に「人生の一曲」っていうのを伺ってるんですけど…

今週はR-指定さんの人生の一曲を伺いたいと思います!どの一曲になりますか?

そうですね、先程もお話ししましたRHYMESTERというグループの「ザ・グレート・アマチュアリズ」という曲がありまして…

「これはその僕が全然不良じゃない僕みたいなやつがラップしていいのかな」って思ってた中学生時代の自分に…

「お前もラップしていいんやぞ」RHYMESTERが肩を押してくれた曲というか…

その曲の中ではRHYMESTERほどのベテランで、すごい一線級のスターの人たちが、その「こちとらシロウト」って歌うんすよね。

「ノイズだらけのアナログレコード 回れば本気モード シャベクリ倒す こちとらシロウト 気にしねぇ トチろうと」っていう…

その間違えても気にしないと、こちとらシロウトやから、シャベクリ倒すぞって…

「スタイルはスレスレ 非合法ぐらいの逆転の思考法」って、これまさしくヒップホップのことで…

そのサンプリングの文化だったりとか、その言うたらちょっとヤンチャなやつらもおるような…

この文化で「非合法ぐらいの逆転の思考法」って「逆転の発想こそがヒップホップのカッコ良さなんや」っていうこと言って…

「偉大なるアマチュア トシロウト 止まらない初期衝動」って、サビが終わるんですけど…

「偉大なるアマチュア トシロウト」って言えるのって「ものすごい素晴らしいな」というか…

このほんまにヒップホップ大好き「俺、かじってやってるんすよ」みたいな…

そこのやってる夢追っかけるさえも肯定してくれるというか、止まらない初期衝動…

その「初期衝動のまんまにやっちゃえばいいんや」っていうのを俺は言ってもらった気がして…

「この曲が人生の一曲やな」っていうことがありまして…

まさにそういう感じですね「それがあったから今ここにいる」っていう感じですね。

そうなんですよ。

聴いてる間のR-指定は、もうメンバーのようにもう合わせてましたね!

気抜くとずっと歌っちゃうんすよね〜笑!

「木村拓哉 Flow」TOKYO FMをキーステーションに全国38局ネットでお送りしてきました。

Creepy Nutsとのお二人とのトーク、来週で最後です!お聴き逃しなく!

さぁ番組では感想をはじめ、質問や相談、動画「木村さ〜〜ん!」でやってほしいこともお待ちしています。

送り先は番組のWebサイトからお願いします。TOKYO FMのトップページから「Flow」のページにジャンプして送ってください。

みなさんまだまだ気を抜かず、しっかりうがい、手洗い、体調管理も意識して一緒に乗り越えていきましょう!STAY SAFE!木村拓哉でした!

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