先日テレビで放送されてた、チャップリンの「独裁者」、初めて観ました！
必ず世界史の資料集にユダヤ人迫害のところで出てくる名作です。
いや～さすがチャップリン！
深かったです。たっくさん笑えて、すっごい面白いのにどこか哀しい、そこがすごく魅力的でした。
ヒトラーがモデルである、ヒンケルが風船の地球儀で遊ぶシーン。
名シーンですが、もうこの演出が素敵で素敵で。
衝撃的でした。
最後の演説は迫力がすごかったです。賛否両論あったようですが、メッセージ性の強い作品は心に残り、やはり名作と言われていくのかなあ、と。
作品を見終わったあと、wikiで調べていたら、この映画をとうのヒトラーが2度も観ていた、という話が。
どう思ったんでしょうね。
なんだかこんな素晴らしい作品が戦時中に作られていても、結局はホロコーストという恐ろしい現実があったことを考えると、映画とかエンターテインメントの限界を考えてしまって悲しくなります。
良きにせよ悪しきにせよ、何か物事を成し遂げるような鉄の意志の方にはどんなものも影響を与えないのかもしれませんが……
また観たい！と思える映画でした。
素敵な作品との出会いに感謝！
でも原案のナポレオンのも観たかったな～
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