GP2で直焦点のガイド撮影なんて無謀すぎる。しかも、BORGの軽い望遠鏡ならまだしも反射望遠鏡など載せてなんて無理。
 
ええ、私もそう思っております。GPD2への過渡期と思っていました。
 
ところが、私と同じGP2でBKP130ニュートン式望遠鏡で焦点距離420mm、口径6cmのガイド鏡できれいに撮られている方がいらっしゃることを見つけました。
 
これは、すごい参考になります。
 
ということでこの週末は満月にもかかわらず、自宅近くの河原でガイド撮影へのチャレンジです。
 
その方との違いは大きなところではガイド鏡の乗せ方でした。私は親子亀型。その方は並列同架型でした。
確かにこれは安定度が違います。しかし、並列同架にすると7kgオーバー。並列同架型は最終手段。
 
それ以外に、架台の足の長さ、ガイド鏡の主鏡に対する位置、ガイド鏡の保持方法など同じ機材でも取り付け方は全然違いました。
 
そして、目を見張ったのはカメラの取り付け位置。反射鏡の真下にぶら下がる位置でした。
 
「なぜ、真下?」
 
私は初期設定のまま横につけていました。
 
そう考えてふと思いついたのが
 
「赤緯側のバランス!」
 
でした。つまり、バランスを撮るために真下に着けられてたのです。一方私はガイド鏡とカメラが赤緯軸に対して同じ側に取り付けられています。これではうまく撮れないのも当たり前。
 
そこで、トップヘビーになるのを覚悟で、ガイド鏡とカメラをミッキーの耳のようにバランスを取って試してみたら…
 
「ビンゴ!」
 
急に安定してきました。考えてみれば当たり前。赤径側と赤緯側のそれぞれのバランスを撮るのは重要ですよね。
 
PHDGuidingの値であるOsc-Indexは0.5前後。RMSは0.3前後に落ち着きました。これにより、4分間の撮影でもガイドミスがなくなりました。
 
これで、当面の目標クリアです。4分以上の撮影は地元では光害の影響で無理。また、RMSは小さい方がいいのですが、私の撮影機材だとこれ以上小さくしても、別の問題が顕著に表れるのであまり意味がないようです。
 
これで、次週からはキチンとガイドが可能になると思います。
 
え? 撮った写真? ほぼ満月ですの碌な写真は撮れません。
 
でも、写真がないのはさみしいですのでちらりと。
 
イメージ 1
 
真ん中の銀河がM108で上の青いのがM97フクロウ星雲です。
 
BKP130 650mm  f値5 
Canon EOS KissX4 ISO1600×4枚コンポジット
ガイド鏡 GS-60S 6cm 420mm CCDカメラ QHY-CCD
PHDGuidingでガイド。 
 
かなりきつい画像処理を実施しています。フォトショップでコンポジット後、強烈なコントラスト上げで浮きあげた後、激しい周辺減光を取りのぞくために、フォトショップの周辺減光処理を行った後、フラットエイドで仕上げています。
 
満月でここまで写るなら御の字でしょう。
 
後はコマ収差をコマコレクターを買って取れるようにしていきたいです。
 
ではでは。
 
医療と科学といたずらをテーマにした小説「トリックエンジェル」第2部」「トリックエンジェルSS」は以下の「小説を読もう」様のサイトで公開しています。
 
 
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 P.S.
 
ちなみに元画像はこんな感じです。
 
イメージ 2