ChatGPTは歌詞に含まれる暗喩を正しく理解できるのだろうか?
と気になりました。
前回のブログに貼った自作曲『爆音アリス』は暗喩てんこもりの歌詞なんですが、これをChatGPTは理解できるのかな?と。
有名な曲を分析させると、ネット上から誰かの分析を拾ってきて、あたかも自分が考えたかのように振る舞う可能性がある。
でもこの曲はたぶん誰も分析していない(泣)からその恐れもないし、正しい理解かを作者自身がジャッジできる。
これは楽しそうだ。やってみよう。
皆さんも歌詞を読んで自分なりに解釈してみてください。
そのうえでChatGPTの解釈と突き合わせてみるのも楽しいかと。
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◆プロンプト
以下の歌詞の内容を分析して、作者が込めたメッセージを解説してください。
タイトル「爆音アリス」
不良ウサギに誘われるままに 乗り込んだの Chuo-Line
地面にあいた穴にもぐったら そこは不思議な世界
頭を振っている人がいるよ 叫び声が上がる
少し怖いけどなんだか楽しい ここは不思議な世界
迷子になりそうな心の居場所 ずっと探していたの
爆音の世界
頭の中がぐるぐると回って なにもかもぐちゃぐちゃで
いつのまにか踊りだしていた ここは不思議な世界
ネイビーブルーの窮屈なドレス 脱ぎ捨てたかったの
爆音の世界
自分の枠を決めつけてたら 知らなかった世界
ほんのちょっとの冒険の旅でも 何かが変わったの
少しかわいくなれた気がするの ここは不思議な世界
壊れた音の世界
◆ChatGPTの回答
この歌詞「爆音アリス」は、「不思議の国のアリス」のモチーフを現代の若者文化や音楽体験(特にライブハウスやクラブのような大音量の空間)に重ね合わせた作品です。以下の観点で分析しますね。
1. 物語構造と「アリス」のモチーフ
◎不良ウサギに誘われる → 中央線に乗る → 穴に落ちる
・オリジナルの『アリス』の「白ウサギ」「穴に落ちる」設定を、東京的な舞台(中央線、都会的青春)に置き換えています。
→ 「日常から逸脱するきっかけ」を象徴。
◎不思議な世界=爆音の世界
・元のアリスでは不思議の国だが、ここではライブハウス/音楽の場。大音量、叫び声、踊り、混沌。怖いけれど楽しい「異世界」。
2. テーマ:心の居場所の発見
◎「迷子になりそうな心の居場所 ずっと探していた」
→ 普段の生活(学校・家庭・社会)では見つからなかった「自分がいられる場所」を求めている。
◎「ネイビーブルーの窮屈なドレス 脱ぎ捨てたかったの」
→ 制服や社会的規範を暗示。抑圧や窮屈さから解放されたい気持ち。
◎「ほんのちょっとの冒険の旅でも 何かが変わったの」
→ 小さな勇気が自己発見につながる。ここでは音楽体験がその象徴。
3. 爆音の意味
「爆音」は単なる大きな音ではなく、
◎頭の中をぐちゃぐちゃにし、既存の価値観や思考を壊す力。
◎「自分の枠を決めつけてたら知らなかった世界」を見せるもの。
◎カオスの中で自由と楽しさを見つけるプロセス。
つまり、「爆音の世界」は「自己解放・自己発見の場所」。
4. 作者の込めたメッセージ
この歌詞から読み取れるメッセージは、
◎日常の枠や窮屈さから抜け出してみると、新しい自分や居場所に出会える。
◎少しの冒険でも人は変われるし、かわいく(魅力的に)なれる。
◎音楽(特にライブ・爆音)は心を解放し、自己肯定感を取り戻すきっかけになる。
◎「不思議な世界」とは、現実逃避の場ではなく「自己の殻を破る契機」として描かれているのが特徴です。
まとめると、この歌詞は 「ライブハウス=現代の不思議の国」 を舞台に、閉塞した日常から飛び出して自分の心の居場所を発見する物語であり、「音楽が人を変える力」を描いた作品だといえます。
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おー!合ってるわ。すごいな。ちゃんと理解できてる。
「不思議な世界=ライブハウス」や「ネイビーブルーの窮屈なドレス=制服」と即座に判断できるのがすごい。
なお「ご希望があれば、この曲を 青春の成長物語的に深読みする解説と、サブカル・都市文化的な視点からの分析を分けて書きますが、どちらに興味ありますか?」と、こしゃくにもさらなる深堀を提案してきたので、両方とも試してみました。
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◆ChatGPTの回答
では「爆音アリス」を 青春の成長物語 として深読みしてみます。
1. 主人公像
この歌詞の「私」は、
・日常の中で 自分の居場所を見失っている少女。
・学校や家庭、社会の「ネイビーブルーの窮屈なドレス」に象徴される抑圧の中にいる。
・けれど心のどこかで「変わりたい」「飛び出したい」と思っている。
つまり、大人になりかけの思春期の少女が主人公です。
2. 「冒険」とは何か
◎「不良ウサギに誘われて中央線に乗る」
→ 好奇心とちょっとした反抗心で、未知の世界に足を踏み入れる。
◎「爆音の世界」
→ ライブハウスやクラブの象徴だけでなく、「今まで知らなかった青春の可能性」。
→ 頭がぐるぐるして、怖いけど楽しい、という感覚は「初めての自由」「初めての自己解放」の表現。
この冒険は大げさなものではなく、日常の延長線上にある小さな一歩。でも、その一歩が 自己成長の扉を開く。
3. 成長のステップ
歌詞を成長物語として読むと、こういう流れになります:
◎閉塞感
「ネイビーブルーの窮屈なドレス」=制服や決まりに縛られた日常。
→ 主人公は「迷子になりそうな心の居場所」を探している。
◎冒険の始まり
不良ウサギ=誘惑やきっかけの象徴。
中央線=都市の匂い、都会的な未知へのアクセス。
→ 勇気を出して踏み出す。
◎カオスの体験
「爆音」「叫び」「踊り」=混沌とした刺激。
怖いけど楽しい → 自分の中の新しい感覚を知る。
◎殻を破る
「自分の枠を決めつけてたら知らなかった世界」
→ 自己の限界を超える体験。
◎変容
「少しかわいくなれた気がする」
→ 外見の変化というより、自己肯定感が芽生えた。
→ 冒険の体験が「成長」と「自信」に変わった。
4. 青春物語としてのメッセージ
◎小さな冒険が人を変える
大きな出来事じゃなくても、ちょっと勇気を出して知らない世界に飛び込むことが、自分の殻を破るきっかけになる。
◎不安と楽しさは表裏一体
「怖いけど楽しい」体験こそが青春であり、成長の源。
◎自分の居場所は、探しに行った先にある
受け身ではなく、飛び込むことで初めて見つかる。
◎爆音=青春のエネルギー
混沌と破壊の音は、「子供の世界の終わり」と「大人の世界の入り口」を象徴している。
まとめると、この曲は 「日常に閉じ込められていた少女が、音楽と小さな冒険を通して自分の可能性を発見し、成長していく青春物語」 として読めます。
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◆ChatGPTの回答
では今度は サブカル・都市文化的な視点 から「爆音アリス」を分析しますね。
1. 舞台設定:中央線カルチャー
◎歌詞に出てくる 「Chuo-Line(中央線)」 は象徴的。
◎中央線沿線(新宿~高円寺~吉祥寺など)は、日本のサブカル・音楽シーンの拠点。
→ ライブハウス、アングラ文化、ロック・パンクの聖地でもある。
◎「不良ウサギに誘われる」=そこに足を踏み入れる入口。
◎白ウサギの代わりに「不良ウサギ」という表現で、健全な夢物語ではなく、ちょっと危ないサブカル的な誘惑を表している。
2. 「不思議の国」=サブカル空間
◎原典の『アリス』では異世界が広がるが、この歌詞の「不思議な世界」は ライブハウスやクラブ、ストリートの文化空間。
◎そこは「叫び声があがる」「頭を振っている人がいる」=モッシュやヘドバンの場。
◎普通の社会秩序から外れた空間=「サブカル的ユートピア」。
3. 爆音=都市サブカルのエネルギー
◎「爆音の世界」は単なる音楽的特徴ではなく、都市のサブカル空間そのものを象徴。
◎爆音は「秩序ある日常社会」へのアンチテーゼ。
◎学校の制服(ネイビーブルーのドレス)=管理された日常
◎爆音=秩序破壊、自由な自己表現
◎都市文化の中で、爆音は「解放の儀式」。
4. サブカル女子の成長譚
◎「窮屈なドレスを脱ぎ捨てたかった」→制服を脱ぎ捨て、自由に自己表現する。
◎「少しかわいくなれた気がする」→自己肯定感の回復。
◎サブカル空間に飛び込むことで、主流社会に適応できない若者が 自分の居場所=オルタナティブな共同体 を見つける。
5. アリス・モチーフのサブカル的再解釈
◎アリスは元来「子供が異世界に迷い込む」話。
◎この歌詞では「爆音アリス」として、都市サブカル空間に迷い込む少女に置き換え。
◎白ウサギ=清純さの象徴 → 不良ウサギ=アウトロー的サブカルの誘い。
◎結果として、「アリス=都市のサブカル女子」という新しいキャラクター像が描かれている。
6. メッセージ(サブカル的文脈で)
この歌詞の背景には、
◎「主流の社会や学校では居場所がない若者が、都市のサブカル空間で自己発見する」 という物語がある。
◎爆音は破壊的であると同時に救済でもあり、サブカル文化を通じて人は「ちょっとかわいくなれる=自分を肯定できる」。
◎中央線カルチャーを舞台にした、典型的な「サブカル青春譚」と言える。
まとめると、「爆音アリス」は 中央線サブカル文化×アリス的ファンタジー の融合であり、「日常に居場所がない少女が、都市の音楽文化に飛び込み、自己肯定を得る物語」 になっています。
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深く理解してくれてありがとう!w
いやまったくその通り。作者の意図する通りです。
「少しかわいくなれた気がする」というフレーズを「外見の変化というより、自己肯定感が芽生えた」と解釈できるのは賢いな。
むしろ人間の方が単純にそのまま受け止めて「ルッキズムだ!」とか批判しそうだわ。
というわけで、ChatGPTは歌詞の暗喩をちゃんと理解できることが判明しました。
こういうAI遊びもまた楽しいですね。