(今日述べることは、プライバシーに関わることも含まれますが、
既にマスコミ等で公に発表されていることであり、
その点を考慮して、私自身の見解を発表する判断といたしました。)

皆様今晩わ。
今日はとても衝撃的なニュースが飛び交っていました。

60年前におなじ病院で生まれた男性二人が、
裁判を通して接点を持つことになる。そんなお話でした。

男性達は13分違いで東京都墨田区の同じ病院で生まれて、病院のミスにより取り違えられたままそれぞれの家庭で育ち、
片方はわりと裕福に、片方は苦労しながら今までを生きてきました。

私ごとで恐縮ですが、
私はここ新宿区に家を建てる前、錦糸町の社宅に13年間暮らしておりました。
社宅には結婚を機に転居されてくるご夫婦も数組おりましたので、
新しい家族が増える場面では、「出産と言えば」地元密着の賛育会病院がすっかり定番化していたのを覚えています。
私自身も、もしもそのまま社宅に住まっていれば、今回話題の賛育会病院で出産することになっていた可能性もあったことでしょう。
「父も私もそして娘もみんなこの病院で!」なんて家族も近所では普通でした。

私も賛育会病院にめまい外来で通院していたこともありました。
混んでいるときは実際に混んでいますし、
現代ならまだしも、その当時であればそれほど大きな総合病院が現在のようにあちこち存在していたとは思えません。
「母は強し」といえど、出産は慣れるものでは決して有りません。
人生にとって女性の一大イベントであり、不安と期待の中、一人で偉業を成し遂げようとする経験なのです。
それはまた助産師も同じ事で、二度と同じようなことはありませんから、出産時の混乱などは容易に想像出来ます。

男性達はいわいる団塊の世代であり、
お母さん達が「病院で出産する」ということが通例化してきた時代の始まりぐらいの頃に生誕いたしました。

多くのことがニュースで語られている通りですので、
私がここで内容について解説することは割愛いたします。

さて、
私は占い師ですので、気になることは
「この13分の違いで、運命を分かつ決定的な何かがあるかどうか?」
です。

私は、
四柱推命、西洋占星術、算命術、宿曜、カバラ…総てを利用して命術鑑定をしていますが、
前述の2つ意外は生まれた時間を必要としませんので、
だいたい二人の大まかな基本性格や行動パターンは占い上はおなじと言うことになります。
ちなみにゼロ学、6星占術と呼ばれる方法で見ることろ、
今年は二人は再会や再開などと呼ばれている年度。
人生の回帰と再出発が予定されている年度です。
来年は経済年度。今までの活動が「お金」というかたちで実現します。
なんとなく、納得出来ますね。
運気は去年よりはるかに今年、今年より来年、そして再来年と上向きです。

四柱推命と西洋占星術は生まれ時間も見ますので、
この辺りでこの13分で運命の分かれ道は存在するか!?ということになります。

様々なメディアの情報から男性は
1953年3月30日午後7時17分生まれ
であることがわかりました。
その13分後にもうお一方が誕生したことになります。

四柱推命で見る生まれ時刻は丙戌と二人とも同じ。
とにかく東洋の占いでは同じだということになります。
通常ですとここで基本性格などを申し上げますが、
今回は目的と違いますので、省略します。

では西洋占星術なのですが、
アセンダントは二人とも天秤座にありました。
26度と28度とカスプ近くではありますが、しっかり天秤座です。
ここで、基本的な見た目や雰囲気、そのあたりも似たような感じということになります。
(占い上は)

強引に違いを発見するならば、
ディセンダント、7ハウスのカスプのライジングに13分後に生まれた方の方に特徴が出ている感じはします。

あとは血液型がどんなだったか知りたいですねえ。
(占い師は血液型のこと、言ってはいけないですよね!)

ちなみにここ数年、ネイタルの太陽がトランジットの天王星が牡羊座でコンジャクションです。
自己改革、そして今まで違う新しい自分としての第一歩の可能性を秘めた、とても意味のある局面を迎えていました。
元々、元気いっぱいで飛び出していくような性格(多少短気かしら?)とお見受けしますので、
そのパワーと勇気で今回のことを受け入れていくことでしょう。
太陽と月はオポジション、子供の頃から内なる自分と葛藤しながら暮らしていたと思います。

最近のお二人のホロスコープは蟹座を運行中の木星と魚座にネイタルの水星がトライン、
法曹関係や知的分野での成功や結果を実感することができる、それもごく自分と身近な家族の問題で。そんな時期でした。
昨日は月と水星がオポジションなど、自分の境遇を日本中に知られることは、少なからず自分しか知らなくてよかった心の部分を抉られたり晒され、気分的には面白くなかったかもしれません。
身近な人や回りの人に、辛辣な言葉が出てしまった場面もあったのかもしれません。
(仕方のないことだと思います)
プログレスの太陽と深い内面に位置する12ハウスの月がトライン、ここ数年のご自身達でもやもやしたりテーマだった自分自身について、少なからず知ったり感じたり納得出来たのではないでしょうか?

勝手ながら、分析さて頂きました。

とにかく、こんな数奇な人生を経験されているお二人です。
この後の人生は、失うものが少ない、
凄絶で偉大な今までの半生にふさわしい大きさの幸せを絶対に手に入れて頂きたいと、
私も心から願ってます。