難病インフルエンサーって実は、色んな人から「病院でこんな話があったんですがどう思いますか?!」みたいな相談DMみたいな物が沢山届きます。
逆に病院や医療従事者さん達からも「あり得ない患者さんに会いました!」みたいなDMも来たりします。
時間は掛かっているんですが、一応全て読ませて頂いております。
本当にありがとうございます!!
なので、僕も2008年ごろに起きた、僕の人生の中では過去1番「あり得ないな!」と思った事件をブログで皆さんに今日は教えたいなと思います!パチパチ。
と、言っても皆さんは意外とこういう経験がある人もいるのかな?
僕にとっては初めてだったので、そこらへんは目を瞑ってあげて下さい。*笑*
これは確か2008年ごろで、ある日急に僕の鼻が効かなくなっちゃった時があったんですね。これは本当に理由とか今でも分かりません。風邪もひいてないし、喘息発作も起こしてないし、特にストレスがあった訳でも無いし、本当に謎でした。
それを当時、親や友達やスタッフやマネージャーにも相談してたら
「まずは近所の耳鼻科に診てもらったら?」
と言う話しになったんです。
でもだったら原因もよく分からないし、近所のでは無くて僕が小学3年生ぐらいから行ってる耳鼻科の先生に診て貰おうと思って、そっちに行ったんです。
先生は相変わらずお元気そうでニコニコしてました。10年以上ぶりなので僕の事を最初は当たり前に分かっていなくて、名前を見てから少しして…。
「間瀬翔太って、翔太くん?」
覚えていてくれて凄く嬉しかったです!
それから暫くお話しをしてから症状をお話ししたんですが先生でも原因は分からないとの事でした。
「◯◯かなー。◯◯かなー。」
と病気の名前は言ってくれたんですが、先生は手術も出来ないのと初めて見る症状だから、と言っていました。
(今思えば脳動静脈奇形も関係していたのかな?考えすぎなのかな?)
先生は「自分より腕が良い先生を紹介するからね。」と言って、そこからすぐ近くのクリニックを紹介してくれました。
まだ出来て数年なのに人気もあって有名なクリニックらしいので安心して良いからねと背中を押してくれました。
(ちなみに2023現在も有ります!)
先生とバイバイしてから、当日中に直ぐそのクリニックに向かいました。
そして30代ぐらいのイケメンの先生と、お若い看護師さんが2人、キラキラの診療室!!
今ではそんな美容系みたいなクリニックは沢山有るかも知れませんが当時は街中にそういうクリニックって珍しかった気がするんですよね。
でも本当におじいちゃん先生から聞いていた通りのクリニックで素敵でした。
話し方も丁寧で、僕の原因までは分からなかったんですが
「ストレスや疲れも原因かもしれないので、にんにく注射をしましょうか。」
と言われたんです。
ただ僕って生まれつき注射がめちゃくちゃ苦手だったんですね。
と言うのも小児喘息持ちで、小さい頃からずーっと病院育ちか?ってぐらい入院してて何十回も点滴や注射をされてきて、物心ついた時には針が怖くなっちゃったみたいなんです。(今では注射する側の仕事を目指してる癖にね!*笑*)
それで先生に、
『あの、針が怖いんですが。』
って勇気を出して言ってみたんです。
(看護師さん2人も側に居ました。)
「あ、注射が苦手ですか?一瞬ですから大丈夫ですよ。」
『いや、あの吐いちゃうと言うか。』
「あー。どんな感じになりますかね。」
と言いながら手は注射の準備に取り掛かってて、看護師さんにも薬をお願いしてて、道具の準備も始めてて、それが更に恐怖心を煽るんですよね。
『いや、一度それでフラッとして、倒れちゃいそうになって…。』
と言ったら、先生が
「じゃあ注射出来ないじゃんねー?」
と、看護師さん達を見ながら大爆笑し始めたんですよね。
これ未だに、ちょっとブログ書きながらムカっとしてきますね。*笑*
今では注射の時に看護師さんが
「注射で気分が悪くなるとかありますか?」
と聞いてくれるから良いですが、これを聞いてくれる様になったのってかなり最近なのはご存知ですか??
もしかしたら僕のブログを読んだ方の中に僕と同じ体験をした方がいるかも?
コレ本当に実体験なんです!
どんなに綺麗なクリニックで、どんなにイケメンで、素敵な看護師さんを引き連れて、どんなに人気でも、僕は昔から行きつけのおじいちゃん先生の病院に行きたいです。大切なのって、見た目だけじゃないんですよね。
本当、何のために病院やクリニックには【ベッド】が着いてんだ馬鹿野郎と言ってあげたい。
結局、僕はそのクリニックのドクターに爆笑された後に
『あ、じゃあ注射は怖いので薬代は払って帰ります。すいませんでした。』
と言うと
「いや薬代は大丈夫ですが、注射怖いと治療が出来ませんよ。」
と笑いながら言われ帰されました。
僕が言いたいのは、そこじゃないんだけどな。と思いながら2023年になりましたが今では患者さんの注射の際は横にしてあげたり、アルコールがダメな方にはアルコールを避けて患者に極力寄り添ってあげるという素敵な看護になりましたよね。
ただ、今でも世界にはこんな医療従事者は居るかもしれないですよね。
確かに注射や手術や縫合って怖かったり、不安に思ってしまう物なのですが、患者さんに極力そう思わせない様にするのも、またプロの技。(ゼロは無理だとしてもね。)
僕はそんなふうに思います。
と言う事で今回は「今だから言える酷い話」でした!
酷い1日の終わりは良い事で締めれば結果オーライ★